上昇気流

細々とひとりごとを呟き続けています。

人間の無駄

人間は生まれた時には記憶も何もなくて、幼いころから膨大な時間をかけて学習を続け、知識を身につけ、忘却し、死んでいく。そう考えると、人間ってどれだけ無駄なことをしているんだろうね、と最近思っていた。AIの話を耳にする機会が最近多いけれど、忘却…

失ってきたもの

30代というのは、「失ってきたもの」が続々と露わになる年代なのではないか、とふと思った。20代というのは必死に(なのかどうかは人それぞれだけれど)自分の目の前のことに取り組んでいたら過ぎ去っていく。ところが、30代というのは、20代の頃の選択の結果…

インプットの不足

最近まともな文章が書けなくなっているのは、それだけインプットがないからなのではないか、ということをふと思った。言いたいことが十分あれば、必要な要素だけを凝縮して並べていけばそれなりの文章になるはずだ。ただ、それが出来ないということは、言う…

省エネ人間

今から書くことはただの言い訳以外の何物でもないんですけど。生まれて、物心ついた時から世の中は「省エネ」モードになっていて、なんでもコンパクトであることが好まれる時代を生きてきた。省電力。省スペース。静音。それが当たり前の時代を生きてきた身…

表に見せるもの

きれいなブログはまだ続いている。きれいなブログをつくった利点は結構あって。特に良かった(便利だ)と思っているのが、親への近況報告なんかがここで出来るようになったこと。メールだと面倒だし、かといって何も連絡しないとそれはそれで心配されるし。写…

余計なことに触れる機会

なんだか最近「一言余計なんじゃないの」とか、「それ今言わなくていいのに」とか思うことが多い。首をかしげたくなる。わからないのは、これが私の料簡が狭くなったのか、はたまた余計な言葉に触れる機会が増えたのか、どちらなのか、ということ。まず、自…

一億総評論家社会

1年前くらいにキュレーションサイトに関する不満を述べたけれど、ようやく日本でもその質が問題となっているようですね。ただ、今回一時的に問題になったからと言ってこの手の情報が駆逐されるとは全く思っていなくって、手を変え品を変え残り続けることでし…

フリード女子

「最高にちょうどいい」パートナーをみなさん探して晩婚化が進んでいるのだと勝手に思っているのですが。価値観が多様化した結果、昔みたいに「スーパーカー乗ってんのがカッコいいっす」みたいに誰もがスーパーカーにあこがれていた時代は終わってしまって…

So What

これまでも何度か書いてきたことだけれど、「誰のために」とか、「何のために」とか、そういうのって人生を送るうえで割と大事な要素だと思っている。これまでもそれに対して疑問を持つことが多かったけれど、最近、さらに日々の生活の中で感じられなくなっ…

親の愛

熊本で不明になっていた大学生の車の一部と思われるものを自力で捜索中の親が発見これ、親御さん本当に偉いですね…。なんかこういうニュースを見ると、親の愛ってなんだろう、と考えて、我が身を省みてしまう。恐らく、これを「当たり前」だとか、「自分もそ…

異世界だけど異世界なりになんとなく平穏な日常

前向きな言葉ばかり書いたり口にしたりしていると前向きになる、というけれど、あんまりその言葉は信用していない。ある程度身の回りのものが揃って、ライフラインなどのセットアップが済んで、生活が一段落して、仕事も今はそこまで忙しくなくて、という今…

臆病

「臆病」って、人生過ごすうえで結構マイナスに働いていくと思うんですよね。臆病を保守的とほぼ言い換えてもいいと思うのだけれど、結局保守的だからこそ得られるものもあるのかもしれないけれど、保守的だと得られないものももちろんいっぱいあると思って…

「仕事に行く」ということ

職場のえらくて仕事もできて仕事も厳しい人が、ふとSNSで「会社を辞めたいと思うことはしょっちゅうある」「子育てが終わるまではと腹をくくっていたが、子育てが終わるつつある今が潮時だと思うこともしばしばある」みたいなことを書いていると、まあなんて…

平和

ただただ、平和に暮らしたい、という人は、世の中にどれくらいいるのだろうか。日本、あるいは、全世界に。争い事は、世の中からなくならないのだろうか。身の回りには、自分の意見を押し通そうとして生じる些細な諍いからTVの中での戦争まで、とてもたくさ…

平和ボケ

私自身の生活を考えても、会社という組織を考えても、日本という国を考えても、たぶん平和ボケっていうのは結構な割合で作用しているのだと思う。人間は失敗経験から学ぶと思っていて、平和な時期が続くということは、それだけ危機に対する免疫が失われてし…

エネルギー

北京行ってきた。感想「これは勝てないぞ」迸るエネルギー。ぬるま湯の日本でのうのうと過ごしてたら、太刀打ち出来なくなる、と思った。おもてなしだとか何だとか言って良いところに目を向けるのも良いけれど、それで自己満足、思考停止に陥ってはならない…

誠実

行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず。 よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとゞまることなし。 世の中にある人とすみかと、またかくの如し。 鴨長明「方丈記」 色々なものごとに誠実に生きようとは思っているけれど、全部が全…

将来

将来をきっちりと描いて、実現しておくべき未来のために努力をすることが私には欠けている。今までの人生は割と、近未来を見て、その時に取りうる最良に近い選択の集積で生きてきた。刹那的な判断。その時々に取れる最良の選択をしていれば、行きつくところ…

わるいこ

気がつくところも、気がつかないところも、あるいは気がついていないふりをしているだけのことでも、一体どれだけのひとを損なってきたのだろう、というほどおこがましいことを言える立場にはないけれど、それでもきっと私は多くはなくとも少なからず、私は…

洪水

昨日会社に行こうと思って電車に乗っていて、ふと周りを見渡せば、みんなスマホの画面に見入っていて、なんだかとても気味が悪くなった。かくいう自分も、その一人だけれど。動画を見ている人、漫画を読んでいる人、ゲームをしている人。画面との対話に皆が…

オトナ

東洋経済「競争がガキとジジイしかいない国を生んだ」競争のせいかは別として、この記事がなんだか年始からいままでずっと引っ掛かっていて。自分をふと客観的に見た時に、なんていうか、「大人になるための自覚」みたいなものがないと思うんですよ。責任み…

定量的な結果

最近受けた試験はいつも、合格最低点ちょうどで合格していたのだが、今日受けた試験は合格最低点を2点(1問分)下回って不合格になっているであろうことがを自己採点の末判明した。普段の自分の状態というのは、こういうところに定量的に表れるものだと思って…

三連休初日。

生きる意味、みたいなものを28にもなってくどくどとたまに考えたりする。結局、暗闇の中を手探りで進みながら世界を広げていき、地図を作っていくのが生きる意味、というような気がしている。たぶん男性はもはやこの歳にもなると仕事と人生がニアリーイコー…

覚悟

最近新聞読んでて気になった言葉。石坂泰三「三分の侠気のしからしむるところ」経団連会長木村大作「人生は徒労の連続」映画監督、撮影監督それはそれとして。最近覚悟が足りないんだなーと思う。隙あらば逃げようとしている。隙あらば他の人を頼ろうとして…

捉え方

こないだ「6年半付き合った彼氏と別れた」って話を聞いたときに、私の同期は「どうして6年半も続いたの?」と聞き、私は「どうして6年半も続いた彼氏と別れたの?」と聞いた。砂漠の真ん中でコップに半分の水があった時に、「まだ半分ある」と思うか「もう半…

未来

6年目。自分のした仕事がどれだけの価値のある仕事であろうが、目の前の仕事に全力で当たる以外に先を見据えた方策はない。結局、今を軽んじる者に明るい未来はない、と思う。最近ちょっと気を抜いている自分に、自戒を込めつつ。…久々の来週の合コンがんば…

No mean, No life.

結局、実家にいた3日とも仕事の夢見て5:30に目が覚めた(そして今日も)。結構前々から繰り返し起こっていることだけれど、改めて現実を事実として捉えると何だか悲しくなりますね…。もうちょっと意味のある生活がしたい。今の生活に全く意味が見出だせない。…

空回り癖

久々に自室のパソコンをつけた。多分1ヵ月ぶりくらい。今月は色々劇的に身の回りの環境が変わってちょっとバタバタしているのだけれど、今日も1人会社で仕事をしていて、なんだか周りを見ずに1人空回ってしまっているなぁ、と思った。昔からそんなようなとこ…

悪者

悪者を作るのは簡単だし、悪者のせいにして物事を片付けてしまうのは簡単だけど。悪者が悪者になってしまった原因っていうのも恐らくどこかにあって、根本的には、誰かが悪者にならなきゃいけない状況になってしまったこと自体に目を向けなければならないの…

見てくれる人

昨日、兄の引っ越しでした。転職に伴う引っ越し。自分にとって身寄りのない土地で7年間を過ごし、地道な活動を続けてようやく築き上げてきた地位だとか人間関係だとかをすべてリセットして、また一から新しい生活を築き上げなければならない、それはとても…