誠実
行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず。 よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとゞまることなし。 世の中にある人とすみかと、またかくの如し。 鴨長明「方丈記」
色々なものごとに誠実に生きようとは思っているけれど、全部が全部を誠実にやろうとすると、色々とつじつまの合わないところが出てくる。声の大きい人は世の中には結構たくさんいて、その人たちすべてが正しいことを言っているとは限らない。そうしたものがぶつかりあって、こすれあっているうちに辿りつくものが今私たちが存在している世の中で、そうした擦り合わせの中で私は疲れてしまうのであった。
今週末も、持ち帰った仕事と急遽のトラブル対応。そのうち、休みが取れたら、ケータイもつながらないようなところへ、どこか遠くに行ってこようかしら、ひとりで。休みが取れたら。