上昇気流

細々とひとりごとを呟き続けています。

将来

将来をきっちりと描いて、実現しておくべき未来のために努力をすることが私には欠けている。

今までの人生は割と、近未来を見て、その時に取りうる最良に近い選択の集積で生きてきた。刹那的な判断。その時々に取れる最良の選択をしていれば、行きつくところに行き着くでしょう、というような考え方。これまでは、それの積み重ねでも、何とかそれなりのところまでたどり着けてきた。でも、それだけではやはり足りなくって、ある程度先を見据えたグランドデザインを描いて、ある程度自分の意志のようなものをしっかりと設定して、そのために出来ることを考えなければならないのだとも思う。そうしないと、時に、誤った道に足を踏み入れることにもなりかねないし、機を逸することもある。「気がついてからでは遅い」っていうことが、これまでよりもずっとずっと、これから先は結構多く発生しうるのだと思う。

そうなったときに、「当時の自分が最良と思って選択した結果だから仕方がない」って思うように生きてきたふしはあるし、たぶんこれから先も根本的にその考え方は変わらないと思うけれど、その最良の判断のところに、もう少し先行きのようなものを加えても良いと思うんだ。というか、加える必要があると思うんだ。しっかりとした自分の意志を、持たなければならないと思うんだ。30も見えてきているところでこんなことを言っているのも遅きに失している感はあるし、昔よりは将来のことも見据えながら色々な判断をしているのかもしれないけれど、それでも、客観的に見てまだたぶん刹那に近い。

だいぶ先に見えていた未来。そこに足を踏み入れる覚悟は出来ているんですか。どうにも、逃げ癖がついていてよくない。