上昇気流

細々とひとりごとを呟き続けています。

三連休初日。

生きる意味、みたいなものを28にもなってくどくどとたまに考えたりする。

結局、暗闇の中を手探りで進みながら世界を広げていき、地図を作っていくのが生きる意味、というような気がしている。

たぶん男性はもはやこの歳にもなると仕事と人生がニアリーイコールに近くなってくるのだけれど、仕事が未だにそんな状態。会社に入ってから初めての、180度違う仕事を今やっているけれど、入社6年目にして未だにこの会社には全く分からないことが多すぎる。相手が大きすぎて、わかった気になっているのは多分ほんの一部分だけ。きっと、死ぬまで地図を作り続けなければならないと思う。

その割に、年々臆病になってきているのが気になっていて、新しい世界を広げようという努力をあまりしていない。性格的に無理矢理に体を投げ込んで広げなければならない、というのはわかっているのだけれど、最近その努力をあまりしていない。会社にいれば、異動という仕組みで勝手に世界を広げるチャンスは与えられるけれど、社外のところでは最近とんとその努力をしていないような気がしている。昔から臆病なところはあって、大学のサークル選びにも乗り遅れ、乗り遅れた結果運よくいいところを見つけられた、というようなところはあるけれど、それにしたって最初の一歩を踏み出して練習に体験参加するまでには割と勇気が要った記憶がある。

臆病になっているのは、今の生活で割と不足なく(かといって過もなく)過ごせているからなのかもしれないけれど。ある程度のものを手に入れると、そこで安住してしまうとともに、それを手放すのが怖くなる。歳をとるにつれ、ある程度の地図を作ってきており、その地図の中だけで安住して生きていこうという気持ちが強くなってきているのかもしれない。得てして、暗闇を手探りで進むことは、労力とリスクを伴うものだから。

にしても、このままの地図だけで残りの数十年を生きるのは少しつまらない。それでもいいのだけれど、たぶん、社会的責任を果たせていない。納税だけちゃんと行っていれば国民としての責任は果たしていることになるけれど、社会的な要請はおそらくそこだけではない。勿論、周りからの要請だけで広げるべきものでもないのだけれど。

なんだかなぁ…