上昇気流

細々とひとりごとを呟き続けています。

オトナ

東洋経済「競争がガキとジジイしかいない国を生んだ」

競争のせいかは別として、この記事がなんだか年始からいままでずっと引っ掛かっていて。

自分をふと客観的に見た時に、なんていうか、「大人になるための自覚」みたいなものがないと思うんですよ。責任みたいなものからも逃げているし、なんていうかメンタリティ的には20歳前後のまま止まってしまっている(もしくは退化している)ように思える。年相応のもの、みたいなものがあまり感じられないんですよね。今の自分から。「小さい頃思い描いていた大人」からの乖離、とかそういう話ではなくって(それももちろんあるけれど)、それ以上に、なんていうか、もっと重いものとして、世の中であるべき姿としての大人的なものからかけ離れている気がする。それは必ずしも自分だけではなくって、周りの人にそういう人がいっぱいいるから「まあいいか」って思ってしまっているのもあると思っていて(そこで自分を貫き通せない弱さもあるけれど)。もちろん、そうではないちゃんとした大人になっている人も一定数はいて、そういう人との差はどんどん開いていく一方。

昨日高校の同期と話していて、なんとなくそんなことが頭の中でつながって。仕事への取り組み方とかそういうのもそうだけど、なんだか学生気分が未だに抜けてないんじゃなかろうか。その傾向は年々強まっていて、最近の自分の生活とかを見ているとなんだか正しい成長曲線を描いていない。むしろ、ちょっとずつ退化しているくらいのように思えてならない。それって時代のせいなんだろうか。