上昇気流

細々とひとりごとを呟き続けています。

まだ、間に合いますか。

年老いていく親を見て、子育てに追われる同期を見て、全く変化のない休日の過ごし方を見て、合理的で責任感ある仕事に取り組んでいる友人を見て、実感のないまま上がっていく肩書を見て、何のためにやるのかもわからないまま一向に成果の出ない仕事を見て、自分だけが同じステージに留まったまま、思うようにならないまま、周りの時間だけが先に進んでいくような強い焦りを感じている。最近の精神的不調の原因はそれに尽きる。たぶん、自分のステージが少しでも前に進んでいれば。あるいは多少でも自分の中で前に進めている確信があればここまで焦ることもないのだと思うのだけれど、「気づいた時には時すでに遅し」とならないようにと思いながら10余年を同じまま過ごしてきてしまったような気がしていて、本当に手遅れになる日が来るのを恐れている。