上昇気流

細々とひとりごとを呟き続けています。

35回目の新年

今年も新年が明けた。

ステータス的には変わらないまま、また今年も同じように年を重ねている。一方で周りは着実に進んでいっており、年老いた両親もまた1つ歳を重ねたし、兄の子供もまた1つずつ学年が上がっている。従姉弟は2人とも結婚した。

2020年はコロナの影響もあり仕事的には全然良い年にはならず、またプライベートでも変化がもたらせるかなと頑張ったけれど結局いい結果は生まれず、進み先が見つからない1年となった。少しは自分のためにプラスとなる経験が出来ているのであればよいけれど、総括としてはあまり良い1年だった、とは言えない気がする。去年の今頃言っていたことから、大した変化はない。それなりに、もがいていた気はするんだけど。浮上しない。

政府の指示もあり会社の方針で最初の1週間は仕事も始まらず、かと言って家に一人でいてもやることがない、というすごく宙ぶらりんな年明け。今日も、ただ消化するだけの有給休暇取得。特に何をするわけでもない。緊急事態宣言の再発令も噂されており、やろうと思っていた予定はキャンセルになりそうで、どうにも気分は上がってこない。

年賀状を、今年でしまいにした。1日に2枚だけ来ていたうちの1枚、小学校から実に20年間送り続けてきた先生にも、つい先ほど今年で終わりとする旨を記した最後の賀状を送付した。非礼を詫びたが、先生への詫びと同時に、自分の身とつながっているものを、1つずつ切り離していることに対する後ろめたさのようなものも感じている。しばりつけるものを切り離していくと確かに身は軽くなるけれど、一方で社会とのつながりを切り離している気もして、寂しくもある。

なんだか、自分の中で、自分がこうあるべきと思うものと、自分がこうありたいと思うものと、自分がこうなっているものが分裂していて、そのことが非常にストレスになっている。近づけようと懸命に試みているけれど、現実は全くうまくいかない。

今年は良い年にしましょう。