上昇気流

細々とひとりごとを呟き続けています。

文芸誌

そういえば昨日図書館で息抜きにちょっとだけ読んだ文芸誌に載っていた短編小説が割と良かった。短編って、こうやってほんのちょっとの時間で物語分を摂取できるから良いよね。短編、中篇、長編、それぞれに特徴があり、それぞれに使い方がある。ちなみにこの中では僕は中編小説が一番好き。短編だと物足りなく、長編だと読むまでに結構気合が入る。まぁ、前者の軽さが欲しいときもあれば、後者の歯ごたえが欲しいときもあるのだけれど。

こうやって時々別なモノの見方を体に染み込ませておかないと、多様な価値観を反映した上での的確な判断力は身につかない気がする。閉じた生活ばかり続けていると、価値観が自分の中だけに凝り固まってしまうからね。特に反対側からの視点が大事だ。気がつかないことが多い。そういう意味で、女流作家の方の書く本は昔は読まなかったけれど、色々な示唆が含まれているので、自己反省的に毎回読んでおります(笑)。

先日、今年読んだ本が47冊とお伝えしましたが*1、今机の上に新たに3冊文庫が積まれております。さて、今年中に50冊に到達するのかしら、いや、なんか生活リズムとスケジュールを勘案すると、無理だろうな…。時間がないわけでは全然ないんだけど、「小説を読む時間」が取れない感じ。ある程度のまとまった時間。寝る前のひと時が最高の一瞬だと思うけれど、今年あと7日間、なかなか難しそうだ。

まぁ、なんだかんだ言って目の前にあるものは読んでしまいそうだけどね(笑)。

*1:ちなみに書き忘れたけど、全部自分の趣向で読んでいる本。学問系の本はここにはまったく含まれておりません。