上昇気流

細々とひとりごとを呟き続けています。

会社生活10年目

暦上は、日本時間では4月1日。

今日をもって、入社してから10年目が始まる。ちょうど10年前の今日、私は社会人としての生活を踏み出した。

いつか、私を採用してくれたときの人事の担当責任者が言っていた言葉がある。「まあ、君たちはすぐに戦力になるとは思っていないから。そうだね、10年後くらいに戦力になってくれていればいいかな。」

なんともまあ、懐の深い会社だなとも思うが、その10年の猶予期間が過ぎた。アメリカで過ごした2年半余り、主語が会社にあるのか、それとも自分にあるのかは別として、まあ、会社にとって有益なものを与えていけるだけの人間(給与に見合った人間)になろうという点では変わりはないと思う。人間として、しっかりとValueを生み出せるような人間になっていくということを考えながら、4月から始まるこの1年を過ごせるようにしたい。

東京大学教養学部の卒業式の告辞東京大学総長の告辞と比べ、個人的にこっちのほうがしっくりくるあたり、教養学部の卒業生なのだということを今でも実感する。「総合的な思考を行う習慣を養う」。今でも、とても大事なことだと思っている。こちらも、卒業10年を機に。