上昇気流

細々とひとりごとを呟き続けています。

幾度となく過ごしてきた休日

とりあえず一時期のもやっとした状態はやり過ごした。他人と自分との間にぼやっとあったポテンヒットは全て自分で拾うようにした。前任から降りかかっている現在マターは応急処置が終わって先送りにしている。デスクトップPCもとりあえず押し入れに押し込んだ。これも先送り。そんなわけで、一応忙しいは忙しいけれど、精神的な平穏は戻った、といえる。

ただ、生活はと言えば、日本を出る前の状態に完全に逆戻りした。「生産性がない」「前に進んでいる感じがしない」「同じところをぐるぐる回り続けているだけ」と過去に幾度となく感じてきた状態と同じ。特に面白くもない毎日が続いている。あまり前向きに何かをやろうという気も起っていなくて、なんとなく1日が過ぎていく。何かやることがあってやる気が出ないのではなく、そもそもやろうと思うことがなくてやる気がない状態。こういうのって、何て言えばいいんだ?

昔、何かの役に立つと思って受けた資格試験だとか、昔の業務で覚えた制度だとか知識だとかが、きれいさっぱり頭から抜けてしまっていることに驚く。さらに言えば、それらの知識が陳腐化していて、制度も変わっていて、使えない知識になっている早さにも驚く。頭の仕組みが、どんどんGoogle化していく。覚えなくていいや、あの辺に書いてあったでしょ、あの辺を探せば出てくるでしょ、的な考え。検索脳。昔からその傾向はあったけど、よりその傾向が強くなっている。刹那的だと思っていた日々が、より顕著になっている。

することもないので、秋の夜長に本を読みながら、時間が過ぎゆくのを待っている。秋の3連休が過ぎていく。