変わるもの、変わらないもの

最近、人を怒鳴りつけて詰める夢を見る。それも、一度や二度ではなく、何度も。昔は、そんなことはなかった。目覚めてなんだかとても居心地の悪い気分になる。

こちらは前にも何度かあったこと。ここ何回か、飲み会の最中に、凄く醒めた気分になる。アルコールが入って、皆が自分の好き勝手、思ったことを喋り散らしている状況を、興醒めしながら眺めている。入り込めない自分がいたたまれなくなって、二次会を遠慮して帰る。

社会の中である程度、自分を通しながら生きるには、権力を手に入れることだ。世の中で正しいか正しくないかを決めるのは、政治だ。声が一番大きい人が白と言えば、烏も白くなる。自分の中の価値観を崩さずに、貫き通しながら生きていこうとするためには、権力を手に入れること。そんな権力者の主義主張の狭間で、調整の連続で緩衝となる者が擦り減っていく。それが嫌なら、世の中から離反してひとりで勝手に生きていけばいい。

貫き通すだけの自分がどこにありますか。自分を信じられない人は、人のことも信じられない人。何を拠り所にしていけばいいですか。いつまでこんな状態を続けているんですか。