上昇気流

細々とひとりごとを呟き続けています。

帰国後

帰国して1週間が経過した。早くも業務に忙殺され、転入届がまだ出せていない。

帰国して最初の感想は、静かな国だ、というもの。街ゆく人は淡々と整然と歩き、大声で話している人もいない。おそらく、繁華街でさえ。確かに外国人が日本に来たら、驚くのも無理はない。

帰国して1週間後の印象は、勤勉な民族だ、というもの。元々怠惰な性格ではあったけれど、成果主義アメリカに住み、より明確に、何のために自分の時間を捧げて働いているのかわからなくなった。カネのため、といえば一番わかりやすいけれど、何のために皆辛い思いをしながら身を粉にして働くのだろうか。ジョブホッピングもないとなると、自組織での出世のためというのが一番理解しやすいのだが、そうでもない年功序列の日本企業で働いていると、労働意欲の源泉がどこにあるのか、益々わからなくなってきている。なんで、みんなあんな真面目に働いているのだろうか…

日本のサービスは世界一だ、と言われるけれど、多分民族性によるもの。Demandingなクレームにもマトモに対応としようとするけれど、結局はドMな民族という結論によるものなのか…

この違和感は、アメリカに行ってより強化されて帰ってきた気がする。そんな1週間目の感想。最近海外帰りで辞める人が続発しており、あんま会社の人には言えない。でも、そりゃそうだよな、と思う。