上昇気流

細々とひとりごとを呟き続けています。

シカクいアタマ

シカクいアタマをマルくする。、というキャッチコピーで有名なのは日能研ですが、私の頭は相当にガッチガチになってしまっているようです。

何かをする、というときに、諦めるための言い訳というか、否定要素をまず考えるようになっているのが非常によくない。物事のプラスの面を捉えて、マイナス面を潰すようにやってみよう、と思うのではなく、前例がないから、とか、こういうリスクがあるから、とか思って、最初からやらないための口実ばかりを並べるようになっている。これじゃ物事は前向きに進まないはずだよ。

得てして会社にどっぷり浸かったベテラン社員にこういうのって多くみられると思うんだけど、それって多くのことを知っているからそうなってしまうんだと思う。知識が多いってことは、プラスに使えるアドバイスもたくさんあるけれど、同時にマイナスに使える言い訳も多く持っている、ということ。あるいは、恐れ知らずにぶっこめる勇気と体力があるのは若者だけれど、何かあった時の面倒臭さとその後処理の大変さ・怖さを知っているのはベテラン。その両面を知ったうえで、加齢ととも衰えていくものが加われば、やはりそうなるのも仕方がないと思うのですよね。「怖いもの知らず」っていう部分も、確かにあると思うもの。で、私の場合は、生来の面倒臭がりに、だんだん4年も経って色々な「言い訳」が身に染みついてきている、と。

今日、先輩がそう話してみるのを自分に照らし合わせてみてそう思いました。会社的にもそうだし、私生活一般もそう。やっぱり新鮮な目で見ないと、慣れ切ってしまう部分ってあるものだよなぁ、と。「おかしいことをおかしいと思わなく」なっている。「あぁ、そういうもんだよなぁ」と思ってしまって、改善しようとしない。前からそういう傾向はあったと思うけれど、最近とくにそれが多い。

どうせ明日になったらまた日常に慣らされて忘れちゃってるのかもしれないけれど、これじゃ、ダメなんだよね。おそらく。