上昇気流

細々とひとりごとを呟き続けています。

日常と非日常

日常と非日常について考えることは、4年前のある日の日記と大して変わっていないようだ。日常が灰色なんだったら、カラフルな非日常は知らないほうがいい、と思うこともなくもないけれど(特に休日が終わる瞬間なんかはそう思うときが多いね。サザエさん症候群参照)、まぁそれはそれとして非日常は非日常として過ごせばいいじゃないか、として、特に何もない休日は多少は意欲的に外に足を伸ばすようにしている。だって、寮室に1人でいたって、何もしないのはわかりきっているんだもの。

最近は、むしろ、非日常をどのようにして演出していくか、演出していくことが出来るのか、のほうに関心が移っている、かもしれない。より現実的になった、と言うべきか。非日常をより楽しいものにするためには、どんな場所でその時間を過ごすかとか、一緒にその時間を過ごす相手を誰にするかとか、そういう環境的な要素が大きく作用してくる。その環境をいかにして整備するか。今までの自分は、受身で、周りにいる人に機会を与えられてきたように思う部分が強いのだけれど、これからそれを作り出していけるようになるのか。その部分に、割と不安があったりします。自らが求めに行かないと、求める環境は得られないのです。棚から牡丹餅はそうそう簡単には落ちてこない。今までは恵まれていたけれど。その辺、自分の今持てる力でどの辺まで出来るのかなぁ、とふと思ったりします。努力、してないからなぁ。その辺。

まぁそれはそれとして、今日は越後妻有アートトリエンナーレ 大地の芸術祭に行ってきました。なかなか面白かったです。到底1日では回りきれない広さ(1週間でも到底周りきれないでしょうね)。その中で、2時半過ぎに遅い昼食を取ろうとレストランに入ったら、卒論指導の先生にばったり遭遇するというなんたる奇遇。世界は狭すぎますね。お時間に余裕のある方、行ってみると良いかと思います。そもそもの開催地がとってもいい感じの田園風景なんで、棚田とか走り回るだけでも、とても気持ちいいですよ!