上昇気流

細々とひとりごとを呟き続けています。

Skyscraper

天をも掻く者。

超高層ビルのこと。摩天楼とも言う。摩天楼は、読んで字の如く「天を摩するほどの高楼」と言う意味を持つ。要するにskyscraperの訳語か。

少し前に新聞で読んだ気がするのだけれど、高層ビルって、あまり壊すことを頭に入れずに作られているらしい。本当なのだろうか。今作っているビルなんかは、メンテナンスはやりやすいように作ってあるけれど、老朽化が進んだ際の取り壊しのことまでは考えられていないらしい。そして、次々と高層ビルは各地で林立していく*1

ちょっと信じがたいのだけれど、割とそんなこともあるのかもしれない。実際問題、人間が見てみぬフリ、気づかぬフリをして先送りにしている問題なんてそれこそたくさんあるだろう。目の前のテストだってそうだし、資源の問題だとか、公害の問題だとか。京都議定書程度で満足して足りるほど地球の状況は軽微な問題ではないと思うのだけれど。まぁそれでもやらないよりはマシなのかもしれないけれど。そしてそれにすら参加しないアメリカは(ry

話が逸れた。

それにしても、なぜ人は高層建築に憧れるのだろう。何故そこまでして高みを目指すのか。

なんか高層建築に対する考え方ひとつとっても、結構その人の物事の考え方が反映されるような気がする。メタファーとして格好なのかもしれない。

*1:そうそう、汐留に高層建築が乱立してから東京に海風が入り込まなくなって、東京の気温が2度くらい上昇したって言う話もあった。しかしながら、ここまでを予測することはさすがに酷なのだろうか。