上昇気流

細々とひとりごとを呟き続けています。

覚悟

「覚悟」が足りません。

どっかに逃げ道を作ってしまっているんだろうな。ちょっと前に、政治家の方が「不退転の決意で」って言ってたけど、本当に不退転の決意を固めれば何でもできると思うんだ。ビルの上から飛べって言われても飛べると思うし、燃え盛る火の中に飛び込めと言われても飛び込めると思うの。まぁそれは冗談としても、それだけ覚悟を決めて、俺はこの道で生きてくんだ、これをやるしかないんだ、って思うことが出来てないんだと思う。取り組み方が中途半端で、甘い。甘々。

今やっている仕事に対して、なんだかイマイチ「俺が全責任を背負ってやっていくんだ」みたいな気持ちが足りてない気がする。ここがこう問題点で、これをこう改善して、みたいな取り組み方になっていない。もちろんまだ今の職場に来て2週間しか経っていないのも事実だけれど、でも、もう2週間も経っている。この時期までにこれくらいのことが出来るようになっていなきゃならない、みたいなロードマップも描けていないし、とりあえず目の前の作業に没頭しているだけになっているのが現実。

前異動したときとか、大学のときにも思っていたことだけれどね。甘やかされて育ったせいで、きっとこういう性格になっちゃったのかもしれない。真剣みが足りない、というか、本気でコミットしない、というか。ちょっと前に、「及び腰」っていう表現も使ったけれど。まぁ結局は「覚悟が足りない」という一言で表せると思う。

就活しているときにもぼんやりと思っていた、社会人としての素質。某企業の採用ページに書いてあった文章を今でも覚えている。

これまでのビジネスモデルを踏襲したり、従来型の仕事のやり方をしていくだけでは、激しい時代の変化をリードできません。これからは、お客さまや市場のニーズを鋭敏に感じ取り、価値創造につながるような提案ができるのか、できないのかがビジネスの命運を握ります。そのためには「変化を楽しみながら、自ら仕事に取り組む」ことが大変重要なことになります。当社にとって最も大きなリスクは前例主義・寄らば大樹・事なかれ主義的な発想です。したがって、指示待ち型の人間、夢が持てない人間、頭だけで考えている人間は必要ではありません。そうした発想で当社を志望しようと考えている学生の方がいらっしゃったとしたら、それは大きな間違いだと断言しておきます。

これを見て、耳が痛いなぁ、と思ったのを覚えている。結局この会社には行かなかったけれど、きっと、今の自分であっても全く同じことが言えるんだと思う。結局、あのときから変わってないんだよね。どっかに考え方が甘い部分がある。前の職場の上司が言ってた言葉。「何かやらかすやつって言うのは、結局どこかで仕事に対して甘く考えている部分があるからなんだよな」

覚悟。ちゃんと持てますか。