上昇気流

細々とひとりごとを呟き続けています。

変わるもの・変わらないもの2

そうやって変わったもの・変わらないものを、他人の中に見出すこともあるのだな、ということを思った。

他人の行為の中に、自分の行為の残滓を見たり、あるいは、未だに自分が改善出来ていない部分と同じものを見つけたり。それを見たときに、「あぁ、変わったな」と思ったり、「やっぱり変わってねえな」と思ったりする。ちょっと前に書いた「人のフリ見て」ってのと同じこと。多分、自分の中に問題意識として明確に持っているからこそ、他人のそれも気になるのかもしれない。自分が人と違うことにはあまり関心が向かないから全然スルーしてしまうのだけれど、自分が直したいと思い続けて直ったところ、あるいはまだ直っていないと感じるところは、逆に他人の行為の中にも浮きだって見えるのだろう。

人がそうやっているところを見て問題意識と思うあたりが「自分やっぱり変わってねえな」と思うのかもしれないけれど、その時には自分の中にある蓄積されたものを見ていないからそう思うのであって、それを冷静に見つめなおしてみれば、変わってない、なんてことはないのかもしれない。

ということを少し思いました。