上昇気流

細々とひとりごとを呟き続けています。

二日酔い

昨日は新潟で毎年行われている「酒の陣」に初参戦。たった2時間くらいだったけど、十分飲んだ。その後、街中に戻って、美味しい刺身の出てくる店で飲み会。

会社の同期と後輩が東京から遊びに来てくれた。とても楽しかった。楽しい仲間と一緒に楽しくお酒を飲めるというのはありがたいことだと思う。ほんとに。昨日は若干飲みすぎたせいで色々迷惑をかけた気もしなくもないけれど…。同期に迷惑かける分には別にいいけれど、後輩に迷惑かけるのはやめた方がいいと思う。

昔、親父がよく飲んで帰ってきては、前の晩のことを次の日覚えていなかったことを思い出した。子供ってそういうところはよく見ているもので、母親が色々文句を言っているのを見ながら、「大人になったらこうなりたくない」と思っているものである。けれども、いつしか、自分も同じ轍を踏んでいることに気がつくのである。目を覚ました時に辺りを見渡すと、昨日の夜ベッドにもぐりこんだときのままの部屋が視界に入る。散乱した服、二日酔いで痛む頭。昔の自分が今の自分を見たら、どう思うのだろう。「一人で暮らす」っていうのは、そういう怖さを含み持つ。自分で気がつかないうちに、方向を違えていることに気付かないままふらふらと歩みを進めていく。

ちょっとだけまた、東京という土地が羨ましくもなった。東京に住んでいれば、どこに行くにしても、すぐに行けるんだもの(笑)。新潟にいる限り、あまりほかの地方に対して目は向かないけれど、東京からは各地方に目を向けることが出来る。何かしようと思った時に、一緒にやってくれる仲間が身近にたくさんいる。その辺が、地元ではない土地に赴任してきている身のちょっとしたマイナスでもあるのかもしれない。東京という土地には、人もチャンスもたくさん転がっているように見える。もっとも、同じことが新潟にも言えるのかもしれなくて、ただ、自分がそれを活かしきれていないだけかのかもしれないけれど。結局は何事もそうだけど、自分が頑張るしかないのよね。「暗いと文句を言う前に、進んで明かりを灯しましょう」。環境のせいにしていてはいけない。

二日酔いで今日1日の休みを棒に振った。明日からまた、清く正しく生きます。