上昇気流

細々とひとりごとを呟き続けています。

苦手意識

何度か書いたことかもしれないけれど、たまに物凄く自分の足りない点が見えるときがあって、そういうときに物凄く自分に対して苛立ちが募り、ぶつける場所がなくてどうしようもなくなる。

傍から見ていると実はそんなに大したことはないことなのかもしれないけれど、自分が苦手と思っている分野で、その道に優れた人を見ると、「敵わねえな」と思うのと同時に、それが出来ない自分に対して猛烈に苛立ちが募ってくる。苛立ちでなく哀しみになるときもあるけれど、少なくとも、自分に対して猛烈な負の感情が募ることだけは確かだ。今日、まさにそんな感じ。

社会一般的に相対的に見るとそんなことはないのかもしれないけれど、自分の中で苦手と認識していることだからこそ、おそらく過敏に反応してしまうのだと思う。こういう地雷的なものはいくつかあって、例えば目上の人に対するマナーだとか、飲み会の場での立ち振る舞いだとか、子供に対する対し方だとかだ。これらは全て、私が苦手だと認識していること。こうしたところに対して、いとも簡単にさらりとこなしている人というのは必ずいて、そういう場に遭遇したときに自分の不甲斐なさやどうしようもなさに苛立ち(あるいは哀しみ)が募る。

苦手だと認識していることが、いつまでも克服できないのが自分の弱さでもあるのだけれど。おそらく、克服しようと思っているうちに少しずつでもレベルは上がっていて、昔よりは随分良くはなっているのだろうけれど、それでもさらに上のレベルの人はいて、そして、自分の中での苦手意識はいつまで経っても抜けないのであった。こういうときの感情のぶつけ先はどこへ持っていけば良いのであろうか。未だにこうした気持ちのコントロールが苦手だ(それでも、表にあんまり出なくなった分。だいぶ昔よりマシになっているとは思うけれど)。

だからこそ、たまーにこうやって吹き上がった時に、人前ではしれっとした顔して、こんなところで吐き出しているのだろうけれど。あー、もう少し大人になりたい。