上昇気流

細々とひとりごとを呟き続けています。

遅れてきた客観視

昨日、本社出張で、内定時代に1回行った以来の本社のラウンジに行った。

あれから5年近くが経っていて、当時の光景がいくつか頭に浮かんできた。当時、私はどんな気持ちであそこに立っていたのだろうか。これから私は逆の立場で彼らに接することになるわけだけれど。なんとなく、山田詠美が「ぼくは勉強ができない」のあとがきで言っていた、「叙情は常に遅れて来た客観視の中に存在するし、自分の内なる論理は過去の積み木の隙間に潜むものではないのだろうか。」という言葉を思い出した。正しさってのはこんなところにあるんだと思う。