上昇気流

細々とひとりごとを呟き続けています。

1週感

新しい職場での1週間が経過した。

やっぱりこれまでの仕事とは全然違うため、慣れない。何をやったらいいのかわからない。けれど、周りの人も忙しそうにしていてなかなか聞くのも気が引けるし、どれくらい仕事をもらっていいものか、という感じでわたわたしているうちに1週間が終わった。

及び腰。

自分から積極的に行かないと、このままだといつまで経っても何もできるようにならない。この「及び腰」感って、実は入社前から気がついていた。就活をしている間に自己分析をしていく中で、大きなウィークポイントとして感じていた部分。今まで身に染みついたものって、相当根深かったらしい。能力的な問題ではなく、姿勢論的な問題だけにたちが悪い。能力的な問題はある程度時間をかけて努力すれば次第に解決していくけれど、この腐りきった根性は時間と努力では解決してくれない。遠慮とかせず、周りとか気にせず、臆せず、切り込んでいく勇気と強さ。これまでの環境が確かに甘いものだったのはあるけれど、その甘さに甘えてしまった部分はある。4年間社会人やってて何かが変われば、と思っていたけれど、結局変わらなかったらしい。目下新しい環境で感じている一番の不安はここ。ホント、このままだとダメだ。何も手につかない。

正しさって。

場所が変われば正義も変わる。今まで自分が考えてきた「なんとなく正しいんじゃないかと思うところ」と、現実とのギャップ。今までの自分の考え方をフラットに戻して新しい環境に馴染んでいかなきゃならないのだけれど、一方で、そこに潜む「慣習」となってしまっている問題点にも気がつかなければならない。自分の正しさを突っ張っているだけじゃだめだけれど、かといってすべてを受け入れているだけでも良くない。何が正しくて何が正しくないのか、その基準が今相当揺らいでいる。何が何だかわからなくなっている。すごく、基盤が不安定。これは、時間が経てば、そのうち、中庸が見えてくるのだろうけれど。

サイズ感と仕事の姿勢

現場、という第一線の場所と、支社、という中間的な場所と、本社、という概念的な場所と。「姿勢は低く、視点は高く」という言葉を入社時に言われたのを思い出したけれど、その言葉の真意を今身に染みて実感している。もちろん目の前に片づけなければならない仕事が横たわっているのは事実なんだけれど、そこに埋没しているだけではダメで、自分なりの主義、スタイルを付け加えることの難しさ。ともすれば前例主義、事なかれ主義、こんなもんだろう、に陥ってしまう弱さ。「自分で考えて」っていうところの弱み。先ほどの「及び腰」にもつながってくるけれど。何も考えないで定例作業だけしているのって楽なんだ、考えなくていいから。でも、そこにどれだけプラスをつけくわえられるか、というところ。同期の結婚式で上司がスピーチしていた。「100%は当たり前なんです。120%にするために、自分でどれだけ20%を付け加えられるかなんです。」全教科80点主義の私には何が出来るんだろうか。まずそこんとこの甘えた根性から変えてかなきゃならない。

早いとこ、責任あるちゃんとした社会人にならなきゃ。もう、いい大人だ。

最近親に電話するたびに思う。申し訳なくなる。もっとちゃんとした大人になります。おそらく、もうそんなに残された時間も長くはないんだろう。限られた時間の中で、どれだけ孝行できるか、ということも考えるけれど。正月から帰っていない現実がある。理由をいくつ並べたところで、結局言い訳にしかならない。もっと言えば、孫の顔も見たいんだろう。「何が一番の孝行か」っていう話だよ。兄の子どももいるけれど、気付けばどんどん大きくなっていく。今こうして彼女らが歳を重ねていっているということは、将来出来るであろう*1姉弟との歳の差が離れていっている、ということと同義である。従姉弟の子どもも歩くようになったと聞いた。子どもの成長を見ていると、年月の過ぎ去る圧倒的な速さを実感する。私は今、こんなところで何をやっているのですか?

結局色々ここに書いたところで

言葉が実体を伴っていない。物凄く言葉が軽い。行動で示せ、行動で。結果を出せ、結果を。

*1:そう信じたい