上昇気流

細々とひとりごとを呟き続けています。

コミュニケーションツールまとめ

情報発信源としてのコミュニケーションツールということで、私は今のところ、以下の4つに登録している。

最近Facebooktwitterを始めてみたわけだけれども、この2つとはどうにも相性が良くない。

Facebook…実名制と敷居の低さに抵抗感。

Facebookは実名性が基本なわけだけれども、これって相当怖いと思う。所属、氏名、顔写真、等の基本データが全てネット上に公開されてしまうわけでしょ。しかも、友達の友達、とかやると、ホント簡単にたくさんの人が出てくる。「あぁあの人今こんなことやってんだ」みたいなのが簡単にわかってしまうわけです。それがウリなんだろうけど、それって逆に怖いよな、と。

結局Facebookの使い方は、「名刺代わり」みたいな感じにしたいと思っている。本当に基本的なデータだけ載せてて、必要な時に必要な人が連絡取ってくれればいいのかな、と。必要最低限のデータだけ載せて、あとは私個人のパーソナリティとは切り離したいと思っている。あくまで現状で連絡を取る手段を持っていない私のことを知っている人が、連絡を取るための手段として使う、くらいのイメージ。ネット上に名刺が1枚落っこちていますよ、みたいな感じ。そこで自己主張するのは到底怖くて出来ない。日本はまだ、匿名による衆人環視のネット環境だと思っているので。twitterとかの普及でだいぶ変わってきてはいるけれど、それでもまだこの要素は強いんじゃないの、と。本人の名前さえ知っていればパーソナリティが簡単に知られてしまうのって、怖いよなぁ、と。私はまだそこに抵抗がある。あくまで、現実世界でのつながりを重視したいのだ。先入観を持ってしまうと、たいてい、良くないし。

Facebookだけでつながってる人とかもいて、それはそれで便利なんだけどね。だから、登録するだけしとこうかな、とは思うけど。

twitter…遠慮ない情報の流入に食傷気味。

twitterは距離が近すぎるのと、情報が氾濫しすぎる。常に更新される情報についていかなければならない気がしてしまうし、律儀に他人の自己主張ばかりを追っているとだんだんもういいやって食傷気味になってしまう。あまりに長時間他人の情報に接していると、「私はあなたのことを別にそこまで知りたいわけでもないんだけどなぁ…」って思ってきてしまって。今の世の中は本当に情報が溢れすぎている気がするんですよ。

確かに遠いところにいると、ネットを介して誰かとつながっている感覚が得られるというのはそれはそれで有難いことである気がするけれど、やっぱり少しは距離を取りたくなってしまう部分も少なからずあって。なんとなく、見たものはすべて追いかけなければならないように義務感を感じてしまう性格なので、ある程度は情報を遮断してやる必要があるのかもしれない。

あとまぁ、たまに、あまり見たくないような意見とかを出してくる人もいるしね。そういうのからはちょっと意図的に身を遠ざけたくなるときもあるけれど、twitterは見境なしに並列に並べてしまうので、それを許してくれない。首をかしげたくなるような意見に晒されているというのは、あまり、心地よいものではない。

そういった意味で、情報が均一にポンポン絶えず飛び込んでくるtwitterってやつは、ちょっとついていけないかな、って思ってしまう。あくまで、マイペースは崩されたくないたちなので。非常に自己中なのだ。

こっちもちょっとくらいはつぶやかないと、なんとなく誰にもフォローされなくなっちゃう気もするけど、まだとりあえずいいかな…。受信するだけ、っていう使い方もtwitterは許されているしね。なんとなく、twitterって気軽に投稿できるだけに、なし崩し的に依存していって、逆に余計なことつぶやきそうで怖いのだ。言わんでもいいこと言って、あとになって後悔する確率が高くなる気がする(笑)。

mixi…相手の顔の見える匿名性に安心感。

その点、mixiはまだ薄まってる気がするのかな、という気がする。ボイスなんかは結局twitterみたいなもんだけどさ。Facebookの実名制に対し、公開範囲の設定次第では匿名性を持って動けるし、限られた人の中で動ける、っていう安心感みたいなのもあるし。まぁFacebookも設定次第で似たようなことが出来るんだろうけど、名前、写真、所属等の個人情報が載ってないことからくる安心感はあるよね。なんとなく。

匿名でいながら、マイミクの範囲がイコール情報に接する範囲なので、「このコミュニティでならここまで言っていい」っていうのがわかりやすい。それはmixiの良さだと思う。匿名なんだけど、相手の顔はわかっている、っていうか。ある意味自分を作ってしまっているところっていうのはあるんだろうけど。

はてな…押し付けがましさのなさが肌に合う。

結局一番書きやすいのはここだったりする。誰が見てるのかわからないけれど(実はほとんど見ていないのかもしれない)、逆にそれだからこそ相手の顔を気にせず書ける。マジックミラーみたいな(笑)。押し付けがましくないんだろうね、一番。見たい人は勝手に見てくださいね、見たくない人は見なくていいですよ、みたいな感じが一番強いのかもしれない。twitterとかfacebookとかmixiとかって、フォローしているされているの1対1の関係が明確になっているじゃないですか。それがない分、はてなは逆に遠慮しないでいい、っていうか。

ここが最大公約数みたいな感じで、mixiには書けないけどここには書ける、っていうのが多い。多分ここを誰も見ていない、って思って書いてるからかもしれない(笑)。それは、自分が自己主張する段になってみると、結構あとになって自分で書いたものを自分で読んで後悔する(っていうかたまに気持ち悪いと思う)ことがあるので、そうなったときに私個人とちょっとでも離れている感じがあるとありがたいのかもしれない。どうせみんな読んでないでしょ、って(笑)。ある意味、ネット人格、っていうか、はてな人格、っていうか。それを了承した人だけがここを見てくれている、っていう風に思っている段もあるのかもしれない。なんとなくmixiのほうがまだ「現実世界の自分」とのつながりが強い気がして、「現実世界の自分」がこれ言ってるとキモいけど、まぁはてななら許せるかな、みたいな感じになるのかなぁ(笑)。この記事もそうだけど。

あとはtwitterとの違いとして、文字数の違いはあると思う。140文字で表せることってたかが知れていて、まぁそれだからこそいいっていうときもあるんだけど、大抵言いたいことが伝わらないような気がしてしまう。これを見てもわかる通り、結構文字数を使って長い文章を書くのが性格に合っている。いつも留保を加えるっていうか、全体を見ておきたいっていう部分はある。そういった部分を全部そぎ落として核心だけ言ってしまっても、なんとなく落ち着かない。そぎ落としたところのほうにこそ大事な部分があるんじゃないの、って思ってしまって。そういう全体を通してニュアンスって伝わるもんだと思うし。だからこそ、逆にわかりづらいってよく言われんだけど(笑)。

全体で見るとそんな感じ。

非常にとりとめもなく書いてしまったけれど。

ネットとの距離感として、twitterfacebookmixiはてな、みたいなところがあると思っていて(近い→遠い)、たぶん後者よりの距離感が一番自分に合っているんだと思う。ネットに近すぎるとなんとなく嫌なのだろうね。ちょっと一歩引いたところから見てたいな、みたいな。パーソナルスペースに入ってこられるのをあんまり好まない、マイペースは貫きたい、っていうところも関係しているのかもしれない。

あと、大学デビューした人が、なんとなく今の友人と昔の友人で違う印象を持たれているよね、みたいな感じで、コミュニティによって顔を使い分けている、っていうのは多少なりとも影響しているんだと思う。Facebookは見境なしに入れているけれど、mixiには会社の人は入れないようにしているし、はてなのアドレスを知っている人は多分それ以上に少ない。この辺も、各ツールの使い方の違いに影響を及ぼしているんじゃないのかな、っていう気はしている。

今読み返してみると非常にとりとめがなくて何が言いたいのかよくわかんなかった(笑)。比較にもなってないし。でも、この4つのツールに対する雑感はこんな感じ。しばらくはこんな感じで行くんだろうな…。