上昇気流

細々とひとりごとを呟き続けています。

あれから2年

今日、今年も新入社員が新潟に配属になるんだってさ。

1年前は先輩になるんだ、ってなんとなくそわそわしてたけど、今回は職場に新入社員が来ないこともあるし、別に感慨も何もない。今年来る新入社員って、仕事外で個人的に飲みに行くくらいでしか接点ないし。階層化した会社においては、中に入っていくほど、新入社員と接する機会って減っていくもんなんだな。会社に「染まる」感覚っていうのも、こういうところからも醸成されるのかもしれない。他者に対する関心も薄れていってしまうのだろうか。そんな気がして怖い。


↑ここまで書いたのが夕方16時。その直後、駅で偶然配属になった新入社員の集団を見かけた。なんかその瞬間、叫びたくなるような焦りに襲われた。なんかその直後から、背筋ビシッと伸ばして、声出して、超久々に気合い入れて仕事した。なんかそうせずにはいられなかった。2コ下とはいえ、院卒の人は同い年。斎藤と田中みたいなもんか。この2年、短いと思うことが多いけれど、やっぱり長かった。今日見かけた人は皆若かった。俺も2年前はああだったはず。今は?俺はこの2年間、何をしてきたんだ?そんな焦りがわーっと押し寄せて、如何ともし難い何かに体がむずむずした。どこでこうなった?いつからこうなった?

雷が落ちたような、緩みきった頭を突然殴られた感じ。この感覚自体が、凄い久々なことに気がつく。そのこと自体にショックを受ける。感度が鈍っている。天狗になってんな。ホント浸かりきってんだな。

彼らは俺を見て、一体どう思うんだろうか。