レンズの透過率

ところで、買ってきたゴーグルはレンズが2つついていて、天候によって換えられるものなのだけれど。

スキー用のゴーグルにはレンズに色々な色があって、その色によって特徴があるのである。見た目だけじゃなくて、ちゃんと機能で色が分かれているのだ。天候にあった色を選んでやることで滑りやすさなんてのが段違いに違ってくる。グーグル先生で「ゴーグル　レンズ　色」なんて入れてやって調べてみるといい。いっぱい出てくる。今まではそんなところにあまり気を使わずにきたけれど、今回ゴーグルを買うにあたって軽く調べてみたところによると、どうやらそうらしい。言われてみれば、至極当然のことである。そして、前回のボードのときにちょっとだけ借りてみたのだけれど、確かに視界が圧倒的に変わった記憶がある。

今回買ったゴーグルのレンズは、1つはイエロー、1つはミラータイプ。ところがこれが透過率がそれぞれ67%、13%とと、だいぶ両極端な位置にある。前者が悪天候やナイター用(要するに光が少ないとき用)、後者が晴天用(要するに光が多すぎるとき用)なのだけれど、例えば晴天の日に滑ってそのままナイターまで行くときとかどうすんの、って話である。環境が環境だけに、手ぶらでボード行くことも多いし、替えのレンズを毎回もって滑るわけには行かない。転んで割っても困るし。

よく、どの天候もカバーするようなレンズとしてはオレンジとかローズ系が良く挙げられるのだけれど(だいたい35%くらい)、普通ゴーグルを買うときはこの辺を1つ持ってればまぁオールラウンドに使えるよ、っていう案内になる。あんまりボードとか行かないし、ゴーグルは1つ持ってればいいや、って人はとりあえずオレンジを1個持ってればどんな天候にも割と対応できる。イエローだと晴天のときは眩しすぎるし、ミラーだと曇ったときには見えづらくなる(ちなみに今日まで使ってたグレーも晴天用)、という話だ。それを考えればオレンジとかローズ系のを1つ買っとけば良かった気もするけれど、まぁ仕方がない(笑)。

何事も、調べだすと色々わかって面白い反面、奥が深くて色々と迷いも生じてくるものですね。案外、何も知らないほうが平和だったりすることも多いものである。車なんかその最たるものだよな…。調べだすとホント尽きない。

まぁ、その前に技術を向上させろって話だけれどね…。弘法は筆を選ばないのである。道具についてゴチャゴチャ言う前に、まずは滑れるようになれ。今日はイマイチだった。最後の1本だけ多少何かつかめた気もするけれど、次回それが活きているかどうかだ。