上昇気流

細々とひとりごとを呟き続けています。

黄昏時

黄昏時を電車で移動中。ネットブックで課題をこなしながら。結局日中は何の進展も見られず、電車の中でキーボード叩くのが一番作業がはかどる…。

ふと窓外に目をやる。一面に広がる田んぼの上空、厚い雲が幾重にも続き群れをなしているのだけれど、かたまりの隙間からうっすらと明るい空が見えていて、なんとも不穏な感じ。どんよりと垂れこめた雲も嫌な感じだけれど、かたまりが連なって陰陽が出来ているところが何とも言えない荒涼感を演出している。もう少し明るい時だったら、薄明光線*1が見えるのだろうけれども。

ところどころ、ぽつりぽつりと車の明かりが見える。夜へと切り替わる一瞬。

一面田んぼで遥か向こうまで見渡せるから荒涼として見えるのであって、ビルに阻まれた都会の狭い空では見ることのできない光景なのかなぁとふと気がつきました。そろそろ終点に到着。外は寒そうだ。

*1:天使の梯子レンブラント光線ともいう