上昇気流

細々とひとりごとを呟き続けています。

結局

舞城王太郎小川洋子恩田陸と3冊読み終わってちょうど良い時間。おわかりの通り、先ほどの更新は舞城王太郎を読み終わった直後に為されたということです。読後の、脳みそが色水にじわじわっと浸されて軽く染められちゃってるような感じを何らかの形で残してみたかったのだけれど、今見返してみるといまいちうまくいってない。まぁそりゃそうだ。所詮コピーはオリジナルには劣るのだから。

舞城王太郎の、デジタル加工して彩度を極限まで上げたような理解出来るけれども気持ち過激過ぎる感性と、小川洋子の、芯から冷やすような通底した冷たさと、恩田陸の、膨大なイメージをまとめきれずながらも無理やりまとめちゃいましたみたいな引きずり込む腕力と、三者三様の物語分を満喫してきました。外は相変わらず抜けるような青空。良い季節ですね。