上昇気流

細々とひとりごとを呟き続けています。

フェイクニュース

最近、変な共感とか、馴れ合いとか、ホントっぽいウソとかが世の中に溢れていて、疲れている。「嘘を嘘と見抜けないと…」といった有名な人がいたけれど、もはやホントとウソの垣根ってどこかへ行ってしまったのではないか。ウソがホントになり、ホントがウソになる。誰が言い出したのかわからない適当な言説ばかりが広がり、その辺の人の発言が民意を得て、表面的な、浅い情報ばかりが世の中を駆け巡っている。その情報の波をなんとか溺れないように泳いで渡るのが精いっぱいで、しっかりした確かな情報・言説にたどり着こうとするまでに疲れ切ってしまう。こんな社会で、しっかりと「正しさ」を追っかけて、疑うところまで疑ったうえで、それでもなおちゃんとした「正しさ」を貫き通そうと出来る人は、いったいどのくらいいるんだろうか?自分のものさしだけを勝手に正しいと思って、浅はかな独善的な正義を貫こうとしている人はいくらでもいるけれど。たぶんそういってる私も、天に唾してる。

今私の住んでいる国でも同じ問題は起こっている。でも、その流れに乗っかっていかないと、生きていけないんだから、適応するより仕方がないんだと思う。やれやれ。