上昇気流

細々とひとりごとを呟き続けています。

時間をもらう、ということ

今日は昼から、一回り上くらいの先輩と飲みに行っていた。こちらに来てから知り合った先輩。アメリカに住んで、もう8年以上になる人。まだ、会って2回目。

前も書いたけど、昔ある人から「飲み会なんて10回中1回か2回いいと思えればいいのであって、全部が全部いいなんてことはないと思うんだよね」みたいなことを言われたことがあるけれど、たぶん、その1回か2回に該当するような飲み。色々と、興味深い話を伺うことが出来た。

最近よく思うのが、こうして誰かの時間をもらっていながら、自分はその人に対して何か価値を提供できているのだろうか、ということ。もちろん、干支で一回り以上、上の先輩だし、人生経験も比べ物にならないのかもしれないけれど、もらった時間の分と同じくらいのものを返せているのかなぁ、と思う。たぶん、相手にとってもいい飲みだったと思ってもらえれば次につながるんだろうけれど、それだけの価値があったと思ってもらえているのかな、と。

飲み会に限らず、これはすべてのことに言えると思うけれど。大して知識を身に着けようともせず、惰性で生きている最近の日常を見るにつけ、そんなことがふと頭をよぎる。誰かにとって何かしらの価値を提供できる人間になっているのだろうか。それを可能にするためには、価値を身に着けようとする努力が足りないのではないか。

言ってるだけじゃなくって、行動に移せ、って感じなんだけどね。