上昇気流

細々とひとりごとを呟き続けています。

一生懸命

今日、ミュージカルを見てきた。

役者のプロ意識がヤバい。小学生くらいのちっちゃい子から、大きな大人まで、プロの仕事だった。何回もやっている公演なはずなのに、それを感じさせない一生懸命さ。ガチだった。8000円のチケットに余りある衝撃を受けた。普段、それだけ一生懸命仕事に取り組んでいますか。「まあこんなもんでいいや」とか思いながら、仕事していませんか。いや、最近は間違いなくその傾向が強い。

9000人の中から、2人の主役に抜擢される幸運と、そこに到るまでの努力。9000人の中から、8998人になるまでの努力。おそらく、大した差がないところもいっぱいあるのだろうけれど、明暗は紙一重で分かれる。この差はいったい、なんなんだろう。オーディションに落ち続けながら、何を目的にして頑張り続ければ良いのだろう。

最後に100%を出したのはいつなんだろう。最後に一生懸命になったのはいつなんだろう。少なくとも10年は、「本気で100%出しきって何かを成し遂げた経験が」ないのは致命的な人生なんじゃなかろうか。

明日から清く正しく生きます。何回言っただろうか。