上昇気流

細々とひとりごとを呟き続けています。

「また来てね」

最近ちょっと放置してしまったけれど、忙しくて物理的に「書けなかった」のではなく、精神的に余裕がなくて「書けなかった」という方が正しいかもしれない。一時期みたいに。ちょっと今本当に状態が悪い。

最近、自分の意識の持ちようが甘いせいで仕事も私生活も他人様に迷惑ばっかりかけていて、こんな人間生きてる意味ないんじゃないかと思うことが多々ある。勝手に相手をでかくしてしまっていて、将来に対する確証のない不安だけがもりもりと大きくなって、心を覆っている。朝、何もないのに5時半くらいに焦りで目が覚める。別に今身の周りがそこまでうまくいってないわけじゃないんだけど、でも、そんな中でもうちょっとマトモに生きなきゃいけないのに、それをしていない自分がいて失望する。今はただ、ひたすらに頑張るべき時なのに、なんだかんだで逃げの口実を作って8割くらいしか生きていない自分に失望する。今まで直そうとして直ってこなかった自分の欠点が全て目につく。襲い掛かってくる。そんな馬鹿な考えに頭を割かずに、だったらもっと真っ当な人間になるにはどうすればいいか考えてただひたすら努力する方向に頭を向ければいいのに、逃げの手段ばっかり考えていて全然前向きじゃない。なんか世の中に対する自分の甘ったれた姿勢が凄く嫌になる。そんな自分がこの先やっていけるのか、と思う。不安が募り、また色々なことが手につかなくなる。負のスパイラル。

そんな中、先日GWに実家に帰省した時、帰り際に母親から言われた何気ない一言「今年も家族全員無事に揃って良かったね。いつも来てくれてありがとうね、また来てね」。

生きる意味が見つからなくて死にたい気分になる時も多々あるけれど、それでも私のことを必要としてくれる人がこの世に1人でもいる、ということが明日を生きる命綱になるのだと思う。「親の愛」って何なんだろうね。そんなものが私にもいつの日か持てるのだろうか。親兄弟の目が黒いうちは、少なくとも死ぬことは出来ない、と思う。人によって「生かされている」ということ。それでもなお、逃げの姿勢でちゃらんぽらんに生きている自分にまた失望するのだけれど。本当にごめんなさい。本当、マトモな人間になってくれないだろうか。

先日、上司がおすすめしていた本。相当多読な方が、今まで読んだ中で10本の指に入る、とおっしゃっていた。Amazonの書評でも5つ星しかついていない。時期も時期だっただけに、思わず買ってしまった。明日あたりに到着するので、週末にでも読めればいいと思う。こんな偏屈な人間の、世の中に対する見方が、何か変わってくれるのだろうか。先日読んだ本は全く実りをもたらしてくれなかったので、わらにもすがる思い。そのうち宗教にでも走りそう。

生きがいについて (神谷美恵子コレクション)

生きがいについて (神谷美恵子コレクション)

実家に帰るのなんて3ヶ月に1回程度だし、電話も全然していないこんな息子でごめんなさい。ホント最近自分には失望することばかりで、生活も全然真っ当じゃないのだけれど、襟を正して、ちゃんと生きます。それでも。