上昇気流

細々とひとりごとを呟き続けています。

不条理

正しく生きていても落とし穴に嵌まることもあるし、正しくなく生きていても巧みにすり抜けていることもある。

そういう世の中の不条理を見ていると、そういうことじゃないでしょ、と思うんだけど。残念ながら、世の中は必ずしもそううまくは出来ていない。そう綺麗には出来ていない。どれだけ正しく生きようが運が悪い人は運が悪いし、どれだけ間違ったことをしようが悪運が強い人は悪運が強い。そうじゃないんだけどなぁ。でも結果が全て。うーん、そうじゃないんだけど。そうじゃない。歯痒いし、口惜しい。

割と最近これが自分の中でホットになってて、こないだここにも書いたところで、ちょうど今日、間違ったことをしているわけではないのに、ここんとこ悪いこと続きの同期と話して、そんなことを思いました。明らかにもっと正しくない人はいて、彼女は明らかに正しい(あるいは真っ当な)側の人間であるはずなのに、どうにもこうにも上手くいっていない。不運な(ように私には見える)アクシデントが続いている。それで本人自分が間違っているのかと悩んでしまっているし、はたから見ていて、なんかイマイチ納得がいかない。不条理。一歩間違えば自分がそっち側にいた可能性もあるのに、この境を隔てるものはなんなのか。それとも、私の見立て自体がそもそも間違っているのだろうか?これは不条理などではなく、これが正当な結果で必然の帰結なのだろうか?だとしたらそれは認めたくないけれど。

結局は巡り合わせ、運なのかな…やっぱ…。

私もいつか穴に落ちると思いながら生きている。いつか必ず、これまでのやり方でうまくいかないときはやってくる。今までが恵まれすぎているし、うまくいきすぎている。穴に落ちるのはいつなのだろうか。明日にもそれはやってくるのだろうか。いつか必ずその日はやってくる。

逃げ切れる、わけがない。