上昇気流

細々とひとりごとを呟き続けています。

日曜の朝

気持ちの良い快晴。冬晴れ。

日曜午前、長岡発新潟行きの電車は私服の高校生で溢れている。隣の女子高生も、喋りたくてたまらない、一瞬も惜しいという感じでノンストップで喋り続けている。その横にはちょっとおめかしして着飾った大学生くらいの女の子。外を見れば、川にはもう鴨が浮かんでいる。土手で犬を散歩させている紺のジャージの老人。田んぼで餌を啄む白鳥。冬の低い日ざしを受け金色に輝く銀杏。記号的な1つ1つの営みが組み合わさって、11月最後の日曜日が進んでいく。

絵に書いたような地方の平和な休日の風景。その1パーツを構成する私。