上昇気流

細々とひとりごとを呟き続けています。

感謝

3月の震災然り、今回の水害然り、この県で災害が起こるたびに、決して多くはないけれど、少なからずの人が、遠い地から私の安否を気遣ってくれる。

今日も、朝から、いくつかのメールが舞い込んできた。これはとても、有難いことだと思う。感謝の念で、いっぱいである。普段から、遠く離れた場所にいると、思い返す機会というものもそうそうなく、ついつい忘れ去られてしまいがちだけれど、こういう何かあった時に、ふっと、思い出してくれる人がいる。そういう人が「いる」ということは、とても心強く、そして、本当に有難いことだと思う。

それと同時に、そういう温かい知らせをもらうたびに、私は果たして同じだけのものを相手に返すことが出来ているのだろうか、と、ふと、胸に手を当てて考えてしまう。結構不沙汰をしてしまいがちな人間であるので(これといって用事がない限り、普段からメールもあまりしない)、若干、申し訳なさ、恐縮を感じてしまう。お前は本当に、それに見合うだけのものを他者に対して与えられているのか、と。他の人のことをこんなに、考えられているのだろうか、と。

感じたらその分、自分が意識すればいいだけの話なんだけどね。金と情は、回りものだと思っている。今回もらったものも、必ずどこかで、返していきたい。