上昇気流

細々とひとりごとを呟き続けています。

日の出

スガシカオの新曲のPVに使われていた飛行機から見た日の出の映像と同じような写真を、以前オーストラリアに行ったときに撮っていた。

この光景を見たことある人はきっと世の中に無数といるはず。今日も、今この瞬間も、どこかの水平線の上を、どこかの日の出の瞬間に、雲の上を飛んでいる飛行機があるはずだ。24時間、いつの時間も。

その時どう思うかっていうのは人によって異なると思うのだけれど、日の出には何かしらの人を惹きつける力があると思う。ご来光を拝みに山に登る人も、初日の出を見に出かける人たちも。地球が回り続け、太陽が昇り続ける限り、世界には日の出が訪れる。以前にも、夜明けの時間に仕事をしている瞬間の快感について触れたことがあるけれど、きっとその瞬間、何か特別な思いを抱いている人は世界のどこかにいるのだろうね。雲の上で、山の上で、砂漠の真ん中で。なんなんだろうな、あの昇りくる太陽を見た瞬間の充足感、というか、漲ってくる気持ちというか。

似たような内容の詩をどっかで読んだことがあるな…と思ったら、中学だったか小学だったかの教科書に載っていた谷川俊太郎の「朝のリレー」だった。

…ところでスガシカオの新曲だけど、もうCDとしては買わない気がするなぁ。最近何故か、宇多田ヒカルに回帰中。改めて聞いてみるといいね。