上昇気流

細々とひとりごとを呟き続けています。

雪掘り

今いる寮の駐車場は除雪されていないのだけれど、吹き溜まりがあってぼこぼこな状態。一昨日も車出すのに30分かかった。もっとも、1週間雪下ろしも何もせずにとめっ放しで放置してた俺も悪いんだけど。3日後、前の職場の人たちと6時起きで蔵王にボードに行くのだけれど、6時から雪掘りなんてめんどくさくてしてらんないので、今日仕事前か明日の仕事後かにさらっと雪掘って、すぐに出られる状態にしておこうと思う。

雪国で車に乗るのに必要な装備はとりあえず3つあって、

  • ブラシ
  • スコップ
  • スタックしたとき用の板

の3つ。

ブラシは頻繁に使う。走らせる前に車から雪を降ろすときに使うもの。たまに視界だけ確保されてればいいやと思って窓とライトのとこだけ落とす人がいるけれど、屋根の上もしっかり落としましょう。ブレーキ踏んだ時に前ガラスにばさーって落ちてきて非常に危険なので。

スコップは「新潟の雪は重いのでプラスチックのやつじゃなくてちゃんとした金属のやつ買ったほうがいいですよ!」って言われたのでなんとなしにそれを買って積んでいたところ、最近見事にそれを痛感。踏み固められてカチカチに凍った駐車場でスタックするとどうしようもなくなる。しょうがないのでスコップでガツガツ掘って均すのだけれど、これが金属製じゃないと全く使い物にならない。スコップでの「雪掘り」と単純に行っても使い方は1つではなくって、たまった軽い雪を払う、積もった雪を均す、雪を排雪溝もしくは消雪パイプに持って行って溶かす、固まった雪を砕く、など様々な手法を駆使して駐車場から車を出す。ちなみに、車用だとスコップだけで何とかなるけど、家周りの除雪とかだと、用途に応じてちょっと大きめの雪寄せ用のラッセルってやつとか、さらに大きいスノーダンプってやつとかを使い分ける。

スタックしたとき用の板、っていうのは、雪にタイヤがはまり込んで車が動かなくなったときに、雪とタイヤの間に網目状の板を噛ませてやることによって抵抗を増して、抜け出せるようにするもの、と言えばいいのかな。脱出用のヘルパーみたいなのが車屋とかで1000円くらいで売っている。もしかしたら必要ないかもな、と思ったけど一応買っておいたら、昨日駐車場から出せなくなってトランクに積んどいたこれが見事に活躍した。ホント、アクセル踏んでもきゅるきゅる言うだけだったのが、これ噛ませたら一発でするって抜け出せた。色々考えられてるんですね。古毛布とかでも代用可。

他にも、凍った窓ガラスを削るスクレーパーとか(これも積んでる)、解氷スプレーとかもある。スキーに来るくらいだったらいいのかもしれないけれど、生活する以上、これらを積んでおく必要はやはりあるのだな、と昨日思った次第です。今住んでるのは降ってもあまり積もらない市内だからまだいいけれど(まぁそれでもさすがに1月入ってからは結構積もっているけれど)、豪雪地帯で毎日雪かきするところってホントに大変だと思う。毎朝30分かけて除雪して、1時間くらいかけて通勤して、帰ってきて車庫に入れるためにまた除雪して、なんてところもある。おおよその豪雪地帯では駐車場に屋根のついてないところなんてあまりないけれど。

先日注文したスノーワイパーが届いてくれれば、雪道の安心感がさらに増す、はず。昨日も深夜雪が降りしきる中運転して帰ってきたら、ワイパーが凍り付いて拭けない面積が広がってきてしまった。3回くらいこれを繰り返しているので、さすがに普通のワイパーで乗り切ることを断念しようと思って、注文してしまった。ホントにまぁ、車買うとお金がかかりますね…。