上昇気流

細々とひとりごとを呟き続けています。

紅葉狩り

だいぶ寒くなってまいりました。

お陰様で風邪は1.5日寝込んだだけで熱と吐き気は収まり、現在は鼻と咳と闘いながら仕事を続けております。なんだかいつもと順番が逆だな。結局休まなくて良かった。

こちらはもう紅葉が進み、冬の様相を呈してきております。今日の暴風雨でたぶんだいぶ落ちたとは思うけれども…。

昨日は先輩と妙高に紅葉を見に行ってきました。現地で転勤してった先輩と合流。

 

妙高いもり池と苗名滝。前者はどちらかというと水芭蕉が有名な場所で、あまり紅葉は周りにはなかったかな。色づいた妙高山が見えました。池の周りをぶらぶらと散策。老夫婦が2組くらいしかいなかった。苗名滝も、下のほうはだいぶ見ごろだったけれど、滝周辺は若干散り気味。それにしても、初めて行ったけれど、苗名滝って相当大きな滝なのね。あれだけ大きな滝を見た記憶はここ最近あんまりないかもしれない。華厳の滝とか今になってもう一度見てみるとまた違うんだろうな…。

そのあと薄暮の中、山奥に入って行って笹ヶ峰ダムへ。当然自分ら以外誰もいない。なんだかダムみたいな巨大建造物って、行くと結構ぐっとくるものがある。こういう巨大建造物って、環境に悪い、という側面もあって負のイメージもあったりするけれど、自分が生まれるよりも前に、こんな山奥に、当時の人たちが当時の考えと当時の技術、労働で作り上げたものである、というのは紛れもない事実としてあって。日本の発展、地域の発展を信じて大量のコンクリートと勤勉な労働力が費やされて築かれたものって、やっぱりそれなりの存在感があると思うんだ。そこに立っている錆びついた説明書きの看板とか、ほとんど読む人なんていないと思うけれど、そんな建設に携わった人たちの思いをちょっとでも伝えてるんだろうなぁ、って思うとちょっぴり切なくなるよね。なんか。

夜は食堂ニューミサで味噌ラーメン。新潟のラーメン界ではちょっと有名な店なのだけれど、甘めの味噌ににんにくがきいていて美味しかった。具の玉ねぎ、モヤシ、ひき肉が絶妙。妙高にスキーとか行かれる方(多分妙高まで行く人は中々いないと思うけど)一度行ってみてはいかが。

結局先輩の家に行って、卒業アルバムとか見ながら(笑)色々話をしてたら23時になっちゃって、帰りは日本海沿いの一般道を雨の中飛ばして帰ってきたけれど寮に着いたのは2時。対向車もほとんどいなくて。ちなみにこの越後七浦シーサイドライン、心霊スポットとしても有名なのだけれど…。1時過ぎに通ったけど、現在のところ、何もないようです。何も見なかったしね。

新しい職場の話聞いたり、これからの話とか色々出来て楽しかった。なんかねー、最近割と焦りを感じることが多いのだけれど、やっぱり色々な意見を持った人と話さないとだめなのかもしれないね。人によって「この人とならできる話」ってのがあると思うんだけど、最近そのチャネルがすごく少なくなっていて。自然と内的にため込んで消化することが多くなっているんだけど、煮詰まっていた部分を少しでもほぐすことが出来て楽しかったかな。

今日は朝から暴風雨だったので、部屋でぐだぐだしてたら1日が終わってしまった。今月2回しかない貴重な2連休を無駄にした気がして残念だけど天候には逆らえない。これから冬になるとこの風が毎日続くんだよな…。

今年は2回紅葉見に行ったけれど、欲を言えばあと2回くらい行きたいですね。