上昇気流

細々とひとりごとを呟き続けています。

秋の気配

研修が終わって帰ってきてみれば、新潟はすっかり秋らしくなっていた。稲穂はたわわに実り、コンバインがゆっくりと金色の稲を刈り取っている。日が落ちるのも早くなった。18時にはもう夜の帳が下り、暗闇を虫の声が埋め尽くす。

秋霖、秋の長雨。すっきりしない天気が続きそうだ。

これからいよいよ新しい職場での生活が始まるけれど、不安に思っていても仕方がない。1つ1つ、目の前に出てくることを確実にこなしていく以外にやることはないのだから。何年かにわたって自分の傾向を掴み、訓練を積んだおかげで、この辺の意識の持っていき方はだいぶ上手くなったように思う。客観的に事態を見られるようになった、というか。あんまり客観的過ぎてもなんだか現実味というか熱意みたいなものが湧いてこなくて困るのだけれど。最近若干客観的に過ぎるきらいがある。感情の振れ幅が小さい。先日同期に指摘されて内省した。その辺はバランスですね。

これから短い秋が終われば、長く厳しい冬が待っている。スノータイヤの準備など、徐々に冬の準備に取り掛かりながら、つかの間の秋を楽しみたい。天高く馬肥ゆる秋(相変わらず体重は増えないけれど)。うまいもん食うぞー。