上昇気流

細々とひとりごとを呟き続けています。

集合研修

24歳にして集合研修。今週から1カ月ほど、研修センターに缶詰。

この歳になってクラス分けして団体行動で座学で授業、っていうのも相当アタラシイ感じ。クラス分けの時、1つのクラスの中で徐々にグループに分かれていく感じとか、この年齢になって見てみると、色々と見えるものがあって面白い。高校の時はまさに当事者だけれど、さすがにこの歳になると引いて見えるものがある。グループ内の微妙な心の機微とか、視線の出入りとか、微妙な牽制の仕合とか、生活時間のズレとか、そういうところにばかり目が行く。集団行動の中での人間関係の作られ方だとか人間の行動だとかって、ホント面白い。しかも、高校と違って年齢とかステータスとか実力とかに色々と差がある中でのクラス分けっていうのがまた新しい要素を加えている。一線上に並んだところからのスタートではない。結局、年齢とか、ステータスとかがグルーピングに大きく影響を与えているのね。キャラクターもある程度、そのあたりに負うところが大きい。キャラが先に立つのか、ステータスが先に立つのかはわからないけれど(なんとなく後者であるような気がするけれど)、ブルデューをもっと勉強しておけばもっともっと面白い視点から見えたのかもしれない、と思った。こんなこと思ってるのはたぶん研修生の中で、俺だけなんだろうけど…。

幸い自分も居場所を見つけられたから良かったけれど。こういう集合生活は気疲れがする。1週間終わっただけだけれど、今日仕事終わって寮に帰ってきたらどっと疲れが出てきた。職場も職種も変わって、また新しい人間関係の作り直し、また新しい知識のつけなおし。人間関係って、落ち着くまでがすげー疲れるんだ…。まぁ、この職業を選んだ限り仕方がないのだけれど。週末はどこかでリフレッシュしたいけれど、新潟に帰ってきてしまうとなかなか話す人もなし…。仕方ないから、多分1人で温泉でも入りに行ってくる、と思う。たぶん誰とも話さない週末。なんか1週間の研修の中でたまった澱みたいなものが、外に放出されることなく、浄化されるでもなく昇華されるでもなく、なんとなく「それはそれとして」体の中に深く沈んでいき、また来週の頭を迎えるんだろうな、という感じがしている。たまーにこういうとき、どうしようもなくやるせなくなるんだけど、まぁ仕方ないよね(笑)。現状が不満ならいくらでも変える手はある。それをするかしないかは自分の判断だ。

そんなとき、私がこうしている間にも、海外ずっと遠くで1人頑張っている友人の姿を思い浮かべながら、やっていることもいる場所も全然違うけれど、頑張ろうと思います。