上昇気流

細々とひとりごとを呟き続けています。

メンテナンス

今帰りの新幹線車内。往復の新幹線、特にやることもないからこうやって文章を練りだす時間になっていることが多い。もしくは、寝るかの二択。

とりあえず実家のメンテナンスをしてきた。

親のケータイが調子が悪いというので見てみたら3年前のCDMA1Xで、料金プランも変わってるしそろそろ替えてみたら、ってことで、パンフレットもらってきて料金プランと適当と思われる機種のところに○をつけて置いてきた。それと同時に自分のケータイも購入後27ヵ月が経過していることに気がつき、自分のケータイもプランの変更をした。フルサポートプランからシンプルプランへの変更。今月の支払いも含めて4か月分、ほんのちょっと損したことになる。ちょっともったいない。あとはパソコンの調子がおかしいというのでちょっと様子を見て、最近の父親に関する母親の愚痴を一通り聞くだけ聞いて、そんな感じ。自分の近況報告と親の近況のアップデートも含めて、やはり「特に予定のない」ある程度落ち着いたまとまった時間があるのはどっかで必要なのだな、と思った。そういう時間でなければできないこともある。半日あれば十分だけど。

あとは自分の日常生活のメンテナンス。

懸案事項を片付けてきた。プレゼントの購入とメッセージカードの作成、配達の手続き。実際ハンズとかロフトとかも見て、モノは確かにハンズだとかロフトだとかそういうところのほうがたくさんあるのだけれど、包装、配達も含めたトータルのサービスで見るなら百貨店の強みが活きてくる。結婚のお祝いで、っていう見立てをしてもらうだけでちゃんとそれぞれの商品の良さとか傾向とかを教えてくれるし、発送は大安のこの日の配達日指定でいかかでしょうか、なんていう提案が出てくるあたりが安心感のある部分である。贈呈用で迷っているときとか、百貨店行くと安心できるよね。TPOに応じて意識的に使い分けるようにしている。

久々に下北にも行った。

駅前のカラオケ屋スターダストがスロット屋に変わってたりとか、マルイのアウトレットがなくなってたりとか、ちょっとした変化がたくさんあった。南口で待ち合わせしてたのだけれど、サークルの待ち合わせで使っていた4年前を思い出した。大学生活送るのに自分のメンタリティが2,3年ずれてたら、また違った学生生活が送れていたのかもしれないな、と、ちょっとだけ思った。ま、でも、仕方のないことではあるし、後悔はしてないんだけど。また大学4年間を送りなおすことになっても、結局同じ選択をして同じ4年間を過ごすだろうな、という確信はある。その時々に自分なりに最善の判断をしてきた結果がここにあるのだし、もう一度その判断をすることになっても、結局同じように振舞うのだろうな、という確信があるから。結局「可能性」は、「可能性」にすぎない。あるのは現実だけ。服を1着だけ買って、渋谷まで小一時間、歩いてきた。

1年ぶりに大学の同期に会った。

1年間会ってなかったけど、皆変わってなくて安心した。それぞれがそれぞれの道で相変わらず頑張っていた。なんか、言いたい表現を的確な言葉で表してくれて、なおかつそれで通じるっていう感覚は非常に心地よいね。「ツーカー」ってやつ。もちろんそうでない部分もあるにはあるのだろうけれど、「価値観が一致する」というのはまさにこういう状況を言うのだと思う。男なのが残念だけど。時間を積み重ねることでその一致する部分は増えていくと思うのだけれど、でも根本的なものの考え方って意外と変わらないものだから、そこはやっぱり外せない大事なところなんだと思うなぁ…。その辺がどういう風に再生産されるのか、ちょっとだけ関心があります。ある程度、予測はあるけれど。

というわけで

新潟帰ってもう少し雑務をこなして、3日のメンテナンス期間は終わり。

まとまった休みにがつんと予定を必死こいて入れるのも悪くないけれど、まとまった休みにゆっくりと時間をかけて日々の雑務をこなすのも悪くない。まとまった休みがあると「ぼやぼや過ごすともったいない」という意識が働いてしまうのが良くないんだろうけれど。スロウに、メンテナンスをする時間もたまには必要ですな。本を2冊読み返して帰ってきた。本は実家に全部置いてきているのだけれど、たまに読み返したくなる本はある(それ以外は逆に、家を出るときに全部売ってしまった)。そういうのもやっぱり、上と同じ「どこかで価値観を共有している」ように感じる本なんだと思う。そういう本からスタンスの軌道修正的な部分も含めた精神的なメンテナンスも終えて、新潟に戻ります。