上昇気流

細々とひとりごとを呟き続けています。

傾向と対策

短期間にいくつも同じ種類のものを比べることにより、傾向がつかめてくる。

次の電車まで2時間あったので、喜多方でラーメン屋を2軒はしごしてきた。1軒食べてわかった気になっていたけれど、2軒食べてみてスープから麺からチャーシューから色々な違いが見えてきた。大きく括れば同じ「喜多方ラーメン」だけれども、そこには細かな違いが多数ある。そして、前回の記憶が新たなうちに次の経験をすることで比較が生まれる。そこに間が開いてしまうと、記憶が薄れてしまって細かな比較をすることができない(特に僕のような忘れっぽい人間にとっては)。記憶が鮮明なうちに比較をすることで様々な違いが浮き彫りになり、その中で好みも見えてくるものだ。単元ごとに学習をするのにも、たぶん同様の効果がある。

紅葉もおそらく、前回の紅葉の記憶はおぼろげなものだから、これからあまり間をおかずに別の紅葉の名所を再び見てみれば、何か違いが見えてくるのかもしれない。比較するには前の記憶が古すぎる。残念ながら、もう一度紅葉を見に行く可能性はあまりなさそうだけれど。