上昇気流

細々とひとりごとを呟き続けています。

誘う誘わないの関係

先日テキストにはっつけて放置しておいた文章。多少添削してのっけてみる。

誘う誘わない値

多分誘う誘わない、っていうのは、ボケ値ツッコミ値の話に近い気がするのだ。

ボケ値ツッコミ値っていうのは、ボケを100としてツッコミを0としたときに、自分の立ち位置が決まっていて、相手との関係によってそれが変わる、という話。例えば、Aくんの値が50でBくんの値が60だったら、その2人が喋るときにはAくんがツッコミでBくんがボケになるけれど、値が40のCくんと話すときには、AくんがボケでCくんがツッコミに回る、みたいな関係。

誘う誘わないにも、それと同じ関係があると思うのですよね。誘うが100で誘わないが0だとしたら、2人が会うときにはその値が高い人が低い人を誘うことになるんでしょうね、みたいな話。

仮にこれを誘う誘わない値と名づけてみる。

イベント発生値

そして、これらの話には、前提として、その関係性を望むか望まないか、という前提がある。

会いたいという思いが高くならなければ、誘うというイベントは発生しないわけで。会いたくない人の場合には誘う誘わないの関係は発生しないので、これらの値は関係ない。これは多分、誘う誘わない値とは別の関数。けれども相関はあると思う。

定期的に集まらないと落ち着かないメンバー、とか、この人には定期的に会いたい、とかそういう認識がされているのが多分こっち側に当たる。「最近会ってないから会おうかな」って思うことがあったときに、誘う誘わないイベントが発生する。

便宜的に、こちらはイベント発生値と名づけてみる。

他者との関係性の有無

大抵何かイベントを仕切るのは、そのコミュニティ内で一番誘う値が高い人である。仕切り屋の人。そして、大抵この人がイベントを発生させることが多い。そういう人って、多分こういう思いが強いのだ*1。多分、誘う値が低い人は「うーん、まぁ今度で良いか」とか、「誰かがやるだろう」と思って誘わなかったりする。その点で、この2つの値には相関が見られるんじゃないか。

多分、この2つの値には、前者は関係性の中において成り立つ値で、後者は個々人の中において完結する値という違いがある。自分の中でイベント発生値が沸点を超えると誰かを誘いたいという欲求が発生して、そのときに、誘う値誘わない値の他者との関係性の中において、誘うイベントが起こる。

個々人に対しての重み付け

個々人に対しての重み付けの違いは、多分誘う値誘わない値に関連する。これは、他者との関係性の間において成り立つものだから。

関係の有用性だとか、精神的な近さとかが、この誘う誘わないに関連する。この人と会うといいことがある、みたいな時には必然的にその人との間で誘う値が高くなるのだろうし、この人といると落ち着く、みたいな人に対しても、誘う値が高くなる。自分にとって何らかの価値を認めていて、有益だ、っていうことですかね。

誘う値は多分順位付けされていると思う。対個人、対グループにわけて。

気分的な問題

その人のその時の気分とかは、イベント発生値に関連する。これは個人の中で完結するものだから。

疲れているときは誰かに話したくなるっていう人は、多分疲れたときにイベント発生値が高くなる。逆に疲れているときは誰にも話したくない、っていう人は、イベント発生値が低くなる。あるいは困ったときとか、心配なときとか、そういうのがこういうイベント発生値に関連するのだろう。

具体例

これらを使って説明すると。

落ち込んだときに電話する、というイベントを考える。落ち込んで、自分の中で「誰かに電話する」というイベント発生値が沸点を越えた。

そのとき、落ち込んだとき電話するリストを参照する。これは他者との関係性を表すわけです。「落ち込んだとき電話する人」の関係においては、誘う誘わない値が、自分は45、Xさん(60)、Yさん(50)、Zさん(40)だったとしましょう。要するに、落ち込んだときに電話するリストは、上からZ→Y→Xの順である、ということ。

そうすると、その人がそのとき電話するのはZさんなんでしょう。

落ち込んでいないときには、Zさんを誘うことは、この関係においてはあまり起こらない。別にイベントを発生させる必要がないのだから。

あるいは、しばらく会っていなかったとか、逆にZさんの側で何らかの変化があってZさんのイベント発生値が沸点を越えたときに、この値が下がって25とかになることも有り得る。しばらくあってないと、多分Zさんの誘う誘わない値は下がる。そういう相関はしていていいものだと思う。そういうときには、Zさんのほうからこの人が誘われることは十分有りうる。

まとめ

もちろん、仕事で困ったか恋愛で困ったかでイベント発生値、誘う誘わない値は変わるものであるし、何か問題があったか単に暇だから遊びたいかでもこれらのイベント発生値、誘う誘わない値は変わるものであろう。

多分誘うことが多い人っていうのは、このイベント発生値の沸点を越えやすい人なのだと思う。けれど、中にはこの沸点が越えやすくても、誘う値が誘われる値よりおしなべて下回っている人とかもいて、そういう人は誰も誘わずに悶々としているかもしれない(笑)。そういう意味では、誘ってくれる人っていうのは非常にありがたいことなのです(^^;)。それとなく、仕切り屋の人に「今度なんか集まらないー?」みたいな感じで言ってる人もいると思うけど(笑)。

なんだかうまくまとまってないけれど、こんな感じかなぁ。ファクターはこれだけではないような気もする。もうちょっと厳密に書くべきだったかもしれない。その辺、理系じゃなかったことをちょっと後悔する。理系屋さんだったら、もうちょっと厳密に書くんだろうな…。

まぁ、めんどくさいからこれ以上厳密にはさせない(笑)。そんなことしてる場合じゃない気もするし。

*1:それって、本当にありがたいことだと思う。何度も言うけれども。