上昇気流

細々とひとりごとを呟き続けています。

Honesty

Honesty pays in the long run.っていうのは何の例文だったか。ふと頭に浮かんだ。頭に浮かんだ、ってことは、どうせDuoだろうけれど(笑)。

どうも、誠実、っていう方向で掘り下げていくと、自分自身のいくつかの体験談に共通項が生まれるようだ、というのが今日わかった。それがコアって言うことになるのかな。ホントかどうかは知らないけれど。ただし、残念ながら、いつもながら、素直にそれを受け入れられるほど俺は真っ直ぐな人間ではない。それを受け入れようとしたところで、疑問がそろりと鎌首をもたげる。

というか、それが売りになるのかどうかはわからないじゃないか、ともう1人の自分が囁く。結局その要素を押し出したところで、それを欲しがるところはあるのかね??ということになる。だって、そんなものがあったからといって、世の中的には「使えない」人間なんていっぱいいるでしょう??おそらく。「真っ当さ」が「世の中」では要求される*1

でも、だからといって、違う面をアピールするのもどうかな、と思う。ある程度、他の側面から掘っていってもそれなりの共通項を生み出すことは出来るのだろう。それなりに色々な経験をしているのは確かであろうから。けれども、それらは全て人からの受け売りであったり、状況がそうさせているだけで、自分自身の根底から生まれてきたものではないようにも思える*2。大学時代にしてきたことなんて、まぁほとんどがそんなもんだ。きっと。そして、そんなことをアピールしたからといって、結局うわべだけ繕っているように見えて、はねられたらそれで終わり。広く、浅く、では通用しない。小手先に見られた時点で終わりだものな。確かに成果は出たのかも知んないけれど、それは俺の手柄ではなくて、周りの人のお陰。それをアピールしたところで、結局何の具体性も見えてきやしない。

真っ当ぶることはできる。しかし、それはあくまでうわべなのであって、実際のところは真っ当ではない。そんなこと、簡単に見破られるだろうな。向こうもプロだから。

そもそも俺は、コアなんてないのではないか、という考えをずっと持ってきた。相手に合わせて、相手の求めているものを満たすように努力することは出来るけれど、自分から主体的に何かをする、ということは根本的に苦手なのだ、と思う。1人でいると無駄に費やされていく休日の過ごし方にそれは顕著に現れるのだと思う。それもまた思い込みかもしれないが、自分自身の経験からするとそうなのだと思う。カメレオン的体質。あ、それがコアなのか??

それを良い方向に反転させると、結局は誠実に、人のために、っていうところに行き着くのか(笑)。面倒くさいことは何も考えずに、媚を売ろうとかそういうことも考えずに、これと思ったらこれで決めてしまってよいのだろう。「素直に」受け入れてあげればよいのだ。きっといつものことながら、難しく考えすぎて物事を勝手に1人で難しくしているだけなのだ。きっと。

もっと素直になろう、真っ当になろう、と思ったんじゃなかったのか。同じ轍を踏んでなるものか。

Honesty pays in the long run.

果たして本当に報われることやら。というか、ホントに誠実なのかよ(笑)。

*1:すっげーひねた考え方だな笑

*2:そもそも、自分のパーソナリティなんて人の受け売り以外の何物でもない、という考え方も出来るけれど。教育されて人格が形成されている以上は。