上昇気流

細々とひとりごとを呟き続けています。

一日の終わりに。

結局非生産的に1日が終わった。。。

こんなんだったら学祭に顔出してくるべきだったのかもしれない。誰かに会えたかもしれないのに。ここ久しく顔を合わせていない誰かに。そのほうが後悔しなかったのだろう。きっと。学祭を連休にしたのは中学からの学生生活で初めてかもしれない。なんだか、少し寂しくなった。昔は、学祭を連休にする人の気が知れなかった。けれども、なんとなく、でこうなってしまうのだろう。本当に理由もなく、ただ、そうなってしまった。バンドも見に行けばよかった。後悔している。ごめんなさい。

多分、今気分が沈み傾向なのは、重松清の「流星ワゴン」を読んだからだろう。重松氏の題材は重い。生々しい。と思う。でも、こういう内容であることを覚悟しながら、買おうか迷った挙句、結局買って読んでしまった。どうせ読むなら楽しいものを読みたいという気持ちもある。けれども…こういうのも大切だと思う。身を抉るように文章が鈍く突き刺さってくる。明日はわが身。そうならない保証がどこにある??そして俺はこの手で何を変えられるのだろう??何を変えねばならないのだろう??将来に対して漠然とした不安を抱きながら。

ちょっとレビューを見てみたら、感動、涙、といった感想の連続なのだけれど…。ヒトはこういうので泣くのだろうか。ふむ…。僕にはどうにも生々しくて苦手だ。その辺が価値観の問題なのかもしれない。まぁ、セカチューで感動した人も世の中的には多いみたいだし(ちなみにあれはまだ読んでいない。BOOKOFFでずっと100円で売っているけれど、買おうか買うまいか未だに迷っている。)、多分僕のほうがマイノリティなのだと思うのだけれど。まぁ、ひねくれものだからな(笑)。もしくは、そのうち年を取って価値観とか変わってきたらまた変わってくるのかもしれないね。とりあえず本をたくさん読んでいるわけでもなく、ブックレビューとかそんな偉そうなクチを聞ける人間ではないので、その辺は自分で読んでみてください。ちなみに本の雑誌が選ぶノンジャンルベスト10の2002年度の1位になっているらしいです。僕は2004年度1位の「夜のピクニック」のほうが好きかな。まぁ、こういうのって人それぞれだと思うので。それに、僕自身、最近は割と偏見に基づいた、自分に合った作家の本しか読まなくなってきているからねぇ…。だからほんとにただの感想以下のことしか言えないのだけれども。やっぱり偉そうなクチは聞けない。

何もしなくても1日は平板に過ぎ去っていきますね。同じように。さて、おやすみなさい。