上昇気流

細々とひとりごとを呟き続けています。

接着剤うんぬん

世界卓球見てたら卓球したくなっちまったじゃないですか(笑)。もう。

やっぱ愛ちゃんはうまいね。

そうそう、接着剤*1の成分違反って何?って意見を持った方もいるかもしれませんが、あれは、プロの卓球選手は毎回試合前に接着剤を使ってラバーを貼りなおすのです。毎回。理由は、そのほうが弾むから。メカニズム的には、接着剤には揮発成分として有機溶剤(要はシンナー)が含まれていて、それが揮発してスポンジの気泡に入り込んで、ラバーのシートのテンションが高くなるっていうものなんですが。まぁ詳しい説明は無視ってもよいのですが、要は接着剤使うと飛ぶようになるからみんな使ってるんです。それで、接着剤に含まれる有機溶剤の成分が規定のルールよりも多かったんでしょう。おそらく。どこのメーカーもおそらくギリギリのところで作ってるでしょうからね。スキーのジャンプみたいに(笑)。

接着剤については一時期卓球の接着剤がシンナー遊びに使われたことから、卓球協会が規制に乗り出したのです。それで成分について厳しく規定がされるようになったわけですね。しかし、今でもシンナー臭い接着剤が使われているのも事実。そして、実際にシンナー臭の強い接着剤の方が弾むのも事実。まぁそのほうが揮発成分が多く入ってるわけですから。売ってる接着剤はおそらく規定値は超えてないでしょうけど。ある程度卓球をやっている人になればだいたいは接着剤を使って毎回張り替えているわけですね。卓球場がなんとなくシンナー臭かったりするのはそのせいなのです。ホントは外で貼らなきゃいけないんですけど、体育館の中で貼るマナーの悪い人がいるもので。あ、俺はちゃんと換気のいい外で貼ってますよ。

そのうち接着剤自体が禁止されるって話ですけどね。まぁ引退した身なんで、よくわかんないですけど。現役にちらってそういう話を聞いた気がするだけで。でもなぁ、接着剤使うと明らかに弾みが違うんですよ。高校生とか中学生のレベルでもわかるくらいに。引退して筋力が落ちた身には使用禁止は結構こたえます(笑)。だって接着剤使うと当てるだけで飛んでくんだもの…(^^;)。

まぁ、とにかくそういう理由で今日の卓球の1番手の人は失格になってしまったのです。

*1:グルー、って言うことのほうが多い。