上昇気流

細々とひとりごとを呟き続けています。

金曜日の昼

色々あった末、偶然の作用により、何故か最寄り駅から少し歩いたところにある公園のベンチでパン屋で買ったパンを食べながら小説を読むという体験をすることになった。

30分ほどの時間潰しだったのだけれど。

散歩中の犬とその飼い主同士の井戸端会議*1。自転車で来てのんびりベンチに座っているおじいさん。ケータイで資料片手に営業の電話をかけているスーツ姿のリーマン。それら全てが、もう動くことのない蒸気機関車と揺れる木の葉の影と暖かな春の日射しの下に溶けこんでいたのでした。もちろん、小説を片手にカレーパンをつまむ僕も。

ふとしたことから、のんびりゆったりした優雅なランチをとることが出来た今日の昼。さて、これから学校に向かいます…。

*1:その中の1匹に吠えられてしまったのだけれど、果たして僕の中に何かを感じとったのだろうか?