たまには時事ネタでも。
堀江元ライブドア社長が逮捕されました。
一転。
やっぱり、短期間の間にあれだけの成長を遂げる過程の中では、ギリギリのこともやってきたのだろうか。限りなくクロに近いグレーなこととか。そしてその中にクロが混じっていて、今回発覚してしまったのだろうか。
自らで起業し、自らで拡大し、最近は自らが広告塔となり成長を続けてきたライブドア。
「IT時代の寵児」ともてはやされていた時代も一転、逮捕されるや否やマスコミの扱い方も変わり、「錬金術」とまで言われる始末。
彼の過去の発言の数々が簡単にまとめられたニュースが頻繁に流れている。派手なことをやっていると、その分、その後の反動も大きなものとなる。ただ、おそらくそれもその人の生き方なのだろう。今まで派手に輝いてきた分、大きな逆境に立たされている堀江氏。でも、おそらくこのまま消えていく人間ではないような気がしている。このまま黙っていられるような人間ではないでしょう。
人それぞれ考え方は違うけれども。
僕は彼のことをマスコミを通した偏った情報でしか知らないけれど、良くも悪くも、多分、あのような人間にはなれないと思うし、おそらく将来的にもなるつもりもないと思う。
堀江氏に対する意見は賛否両論あるけれど、彼が世の中に与えた影響は、プラスにもマイナスにも大きなものとなっている。物事には必ず両面あるのだと僕は思っているし、世の中には様々な価値観があるから、どうしてもプラスとマイナスが出てくるのは仕方の無いことなのだろう。ある人にはプラスでも別の人にはマイナスになることだってたくさんあるんだから。
そして今必要なのは、巷であふれている感情的な意見には(耳を傾けてもよいけれど)左右されずに、彼が何をしたのか、どんな影響を与えたのかということを考えてみることのような気がする。
どうしても個性の強いものに対しては個人的な感情が入ってしまいがちだけれども*1、個人的感情が入ったところで世の中にそのような人がいることには変わりがないわけだし、その状況がどうなるものでもない。感情に流されてしまうと見えるものも見えなくなってくる。冷静になって、状況を捉えようとすることが必要とされる姿勢なのではないだろうか。
社会には様々な人がいるからこそ成り立っている事だってある(のだと思う)。個性の強い人、弱い人もいる。自己主張の強い人も、弱い人もいる。色々な人がいて、でも、そのそれぞれがそれぞれに折り合いながら上手くまわっていっているから、こうして今社会が成り立っているのだと。そのことを理解する必要があるのではないのかな。そして彼がこうして逮捕されたことも、社会に対してまた1つ大きな影響を与えたのである。おそらく、プラスにも、マイナスにも。
うーん。
なんかあまり考えも文章もまとまらないのだけれどこの辺で。
*1:それを持つのを否定するつもりはないし、それは持つのも多少は必要なことなのではないかと最近は感じている