上昇気流

細々とひとりごとを呟き続けています。

ストライクゾーン

きっかけは食べ物の話だけれど*1、ストライクゾーンについてなんとなく考えてみた。

変化するもの

個人的には、ストライクゾーンって変化するものだと思う。もちろん人によって個人差はあると思う。しかし、同一人物の中でも、テンションの差とか時が経ったあととかによってストライクゾーンは変わるのではないかと思うのだ。野球の世界では無いほうが望ましいけれど、今私たちが日常に対して用いている意味での「ストライクゾーン」は流動的でフレキシブルなものなのだと思う。普段何かそこにストライクゾーンがあることは当たり前のように思ってしまうけれど、実際にはそこには明確な形でのストライクゾーンなどは存在しないのではないのだろうか??

そしてさらに、時間軸に沿った変化以外にも、おそらく他者からの働きかけ、そして自分自身の思い込みなどによってもその形は変化するのであろうと思う。自分ではそうは思っていなくても、人から言われて「えっ、そうなのかな!?」とか思っているうちに次第にそっちの方向に引っ張られていってしまうとか、もしくは、自分で何回か口にしているうちに知らず知らずのうちにそれが現実のものになってしまってくるとか。そういう意味ではストライクゾーンっていうのは私たちの意識に密接に関連してくるのではないだろうか。思い込みとかに顕著に表されるような。いわゆる「安定した人間」とか「自我の立った人間」になるためには、おそらく、あんまりストライクゾーンとかに変化はないほうがいいのだろうけれども、おそらくその振れ幅っていうのは結構コントロールしづらいものなのではないのかなぁ。と僕は思うのだけれど…。

性格?

自分自身のストライクゾーンをしっかりと把握している人や、うまくコントロールしている人は凄いと思う。「これだけは譲れない!!」っていうものが明確に自分の中にある人。もしくはストライクゾーンにあまり変化のない人。そういう人ってなんとなく憧れてしまう。まぁ、「ストライクゾーン」っていう概念自体があまりに曖昧すぎて、イマイチ自分の中で具体的に考えて実感がもてるようなものでもないっていうのはあるんだろうけれどもね。あとはやっぱり結局は性格の問題なのかもしれない。あんまりモノに対して執着心のない性格とか。どうなんだろうね。まぁ、あんまり意固地になって自分の考えるストライクゾーンにしがみついているのもどうかと思うけれども。

とりあえず

まぁ、ど真ん中ストレートを見逃さずに捉えられるようにはなっておきたいかな。

*1:例のコッペパンの話の続き…