上昇気流

細々とひとりごとを呟き続けています。

正しさという結果

先日の根拠のない自信の話の続き。

Uberが規制業界に立ち向かう様子を見て喝采を送る人がいれば、それを見て眉を顰める人がいるのも然り。志半ばで命を落とした冒険家に対し挑戦を続けた結果だったと讃える人がいれば、残念ながら力量に合っておらず当然の結果だと冷静に分析する人がいるのも然り。

イノベーションを生むのはよそ者、わか者、ばか者という言葉もあるが、裏を返せば、成功したx割の裏には、(1-X)割だけのよそ者、わか者、ばか者による失敗がある。彼らは単なる馬鹿者で終わる。

どちらの立場でいるにしても、結局は何を信じるか、なんだと思う。どちらかというと、私は後者よりな気がしているが、色々な意見があって然るべきだし、たぶんそれらすべての意見があるから世の中はこうして転がり続けている。あとは、何を信じるか、だけなんじゃないだろうか。結局は、最後には正しいものだけが生き残る、と信じている(からこそ、まだこうやって生きていける)。あるいは、残ったものが正しいのかもしれないけれど。

ノーマン・ミネタ氏(911テロの際の米国運輸長官)

「正しいと考えたら揺るがないこと。後に引かないこと。」「問題を明確にすること。感情を排除すること。強固な基盤を確立すること。それが出来れば、立ち続けていることが出来る。」