上昇気流

細々とひとりごとを呟き続けています。

Friday, 25PM

11時前に寮帰ってきて、ぼんやりと食堂で1人でメシ食いながらテレビ見てたらやってた「another sky」。

森田恭通っていう知らない人がテレビの中で語ってた。「自分に勝ちたいと思った」。

日本で徐々に売れ出したころ、世界進出をもくろんで出た展示会で惨敗。たった4畳半のスペースしかなかったが、自分の目論見は全く外れた。その時思った言葉。このまま日本に帰ったら、勝負に勝った負けたじゃなくて、自分に負けたことになる、と。だからこそ、自分に勝つために、世界で勝ちたかった、と。その場で、来年の一番大きいスペースを予約。そこを埋めるために試行錯誤したそこからの日々が、次の年の飛躍につながる。

そういう意味では、俺は勝負には勝っても自分には負けてんだろうな。負けっぱなし。今日も、自分に負けた。考え方が甘い。こないだも書いたけど、「覚悟」がねえんだ。どっかに逃げ道求めて、弱気になってる。全然、向き合ってない。それでも何とかなってるからここにいるんだろうけれど、そのままだといつか手痛い目にあうよ。見る人は見ている。それ、今、凄く思う。

そんな、なんかもやもやとしたときに入ってきた、ちょっと揺さぶられるようなニュース。人には人それぞれなりの生き方があるんだけど、今ちょっと、自分自身の道っていうのがぐらつかされている。そのときそのときで正しいと思った道を取ってきたからここにいるんだろうけれど、ホントにそれでよかったんか、っていう思いが頭の片隅で疼いている。今ちょっと過敏になっているところを、つんつん刺激されたりして。

長期的な視野で物事を見なきゃいけないのはわかっているんだけどね。でも、それにしても、さすがにもう年齢的にもそうも言っていられないでしょ。色々なことが。周りを見渡しても、そう思う。周りは徐々に、自分の意志に従って、結果を出し始めている。そんな中、俺はまだ、こんなところでこんなことをしていていいのか?ああ。今、すごく、マトモじゃない。

友が皆 我よりえらく 見ゆる日よ

指くわえて眺めてたって、仕方ないでしょ。納得できないんだったら、納得するまでやれよ。そうじゃなかったら、文句言うんじゃない。やることやりなさい。