上昇気流

細々とひとりごとを呟き続けています。

嘘つき

一度損なった自分は、もう二度と帰ってこない。

26日に自分を著しく損なう行為をしてから、表面上は平穏な日々が続いているが、内面はどうしようもないくらい傷付いていた。「自分に嘘をつくな」「自分に正直に生きろ」とは良く言われるけれど、酷く自分を「損なう」行為であることをこれまでないくらいに身に染みて実感している。今の自分は、とてつもなく「正しくない」。人生は判断の連続なわけだけれど、一度決定的に道を違えてしまうと、「その時その判断をした自分」を一生抱えながら生きていかなければならない。もう、元の自分には戻れない。あなたの目の前にいる私は、表面上は同じ私でも、その瞬間から中身に嘘を抱えた、全く違う私になってしまっている。それから先の生き方を変えることで多少なりとも挽回は出来るかもしれないけれど、自分で作った傷は一生消えることなく付いて回る。「結局そういう人間なんだ」ということは、心の底に貼り付いて取れない。人間は、過去を一生背負い、一生過去に縛られながら生きていかなければならない。

この判断をしたとてつもなく正しくない自分と、これから先も付き合っていける自信がない。どうせまた、同じ状況下になったら同じことをやるのでしょう。その程度の人間。嘘つき。自分のことが酷く卑しい人間に見える。許しがたい。26年間生きてきたけれど、その中でも割と底辺の位置にまで堕ちてしまった。3日3晩、夜中魘されて目が覚めた。これを良心の呵責、と言えるほどの良心すら持ち合わせていない。心底失望している。

昨日朝少し、先輩に話をして、少しは落ち着いた。人と話して見方を変えるのは大事なことだと思った。けれど、事実の捉え方が変わりこそすれ、自分を損なう行為をした事実に変わりはない。せめて、来年の抱負にこれから先をちゃんと生きようと決意するくらい。今は、周りの人に顔向けが出来ない。他の人に対して何も言えない。来年から、ちゃんとした人間になれるよう努力する。

来年から心を入れ替えて頑張りたいと思います。皆様、良いお年を。皆様のご多幸をお祈りしています。